ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
さらば愛しき女(ノート)よ

さらば愛しき女(ノート)よ

どっちかと言うとモールスキンは男性的な感じがするが(物自体が)
愛しのモールスキンがお値段高くなっちゃって、尚且つユーロボックス帰りのソラリスは滲みまくりヒゲを生やして裏うつり。ここらでひとつ、過去の因習をぶち破る何かが必要なんじゃないか、と、新たなるノート探索の旅に出た(ネットで)。
条件は、
・無地であること
・サイズはA5が好ましい
・リングではないこと(手に当たって書きづらい)
・180度きちんと開けること(書いてる時に浮かない)
・万年筆(デルタ・モンブラン)で文字が滲まない/裏うつりしない
・できたら白よりクリームがいいなあ
そんな条件で探してたら、なんか可愛いのみつけた。Dressco。最近鳥に弱いから。猫科の次に鳥類と魚類が好きだから。まだ入手してないから何とも言えないが、元が紙屋だけあって、紙にはこだわりがあるっぽい。今度買いに行く。
あとはよく伊東屋で見かけてはいたもののちょっと分厚すぎるかなあ、と後手に回っていたビンデヴェルクか。ハイタイドはちょっと大きさが微妙だなあ、と思うし、クレールフォンテーヌとかロディアはなんとなく色合いが気に食わない。ナチュラル製本もちょっと。本皮ノートも正直微妙……現物を手に取ったら印象も変わるんだろうが。
チアック恰好いいけど、伊東屋で現物触ってみて、皮の手触りが気持ちよかったけど、180度綺麗に開いてもらえないのは正直困る。
方眼苦手なんだよなあ。どうしてもあのマス目1つ1つの中に1文字入れなきゃいけないような気がして。
モールスキンのプレーンに慣れすぎてしまったのかしら。ちなみに今、手元には未使用のプレーンが2冊残っているが、うち1冊はポストカードがおまけについていたけれど、イタリア製と見た。紙質が、今使っているプレーンよりも厚めで裏うつりしない。これは当たりなのかな。今使ってる奴(去年の2月から使用)がはずれだったとでもいうのか(その通り)。
くそー、昨日銀座伊東屋に行ったばっかりだったのに。タイミング悪っ。と言うかソラリスで裏うつりするモールスキンめ! インクフローが悪かった頃は全然大丈夫だったのに。でも万年筆は書き味が段違いによくなったの。
 
とりあえず、直近でDresscoは触ってみたい。孔雀可愛いしな。オニオンスキンに興味津々だけど、多分万年筆じゃ無理。わかっていても買ってしまいそうで怖い。我が家には今、買ったまま使われていないノート(主にリング)が数十冊積み上げられています……リングノートは表紙が可愛いからつい買っちゃうんだけど、実用性は(私にとっては)あまりない。左側のページを書くとき、手のひらにリングが当たって痛いから。ちょっとイラっとするから。並べて飾っておいたり、ちょっとしたメモ(何時間も書き続けなくて済むような仕事用のメモとか覚書とか)に使うんだったらいいんだけどな。
なんでもないようなことだけど、ゴムバンド、結構便利。なんかぱちんと閉めるときの感覚が気持ちいい。やりとげた! みたいな。錯覚だけど。
まだしばらくノートジプシーは続きそう。モールスキンで落ち着けると思ったんだけどなー……ソラリスが裏うつりするとはなー……

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