ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
Dressco

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退院したソラリスで滲み・裏写りが出始めてしまったモールスキン(ラージ・プレーン)の代わりを探すべく、私のノートジプシー生活が始まった。
とりあえず、ワールドワイドウエッブで知ったDresscoバンクペーパーのLサイズ2冊買ってみる。元々の株式会社竹尾が紙屋だって事もあり、かなり期待はしていた。神保町の店は閉店が19時だというので仕事終りではぎりぎり間に合いそうにないので、先日行ったばかりの銀座伊東屋へ。
黒っぽい方の表紙はセビロ・ネイビーブルー。厚紙っぽい手触り。赤い方は革っぽい皮膚に吸い付いてくるような手触りだけど紙。プライク・レッド。触った感じは、赤い方が面白い。
中はバンクペーパーで、厚めでしっかりしてる。最初の1ページだけ、ウォーターマーク(透かし)が入ってる。
一番重要な滲みと裏移りだけど、モンブラン149とデルタのソラリス、ドルチェビータでどれも大丈夫だった。モールスキンでは全滅だったが。さすがに紙にこだわりがあるようで、書いた感じ、紙がインクを吸い取る感覚が気持ちいい。乾いた後の文字の雰囲気も味があるなあ、と感心した。これはかなり気に入った。あとは使い込んで見ないと分らない。
紙は全部無地。
ちなみに、本文紙の綴じ方はモールスキンと同じ糸かがり綴じ。180度綺麗に開く。これはポイント高いですよ!
もう1種類のサンバレーオニオンスキン(薄い)はホットメルト綴じ(普通の本と同じ)だったけど、店頭で開いてみたら、これもやっぱり綺麗に180度開いた。オニオンスキンの方は、万年筆でどうかなあと怪しかったので買わなかった。試してはみたいけど。
Lサイズの大きさは、モールスキンのラージとほぼ同じ。気持ちスリムか。厚みは、モールスキンの2/3くらいで、私にはちょっと薄いかなあとも思う。不満は今のところそれだけ。耐久性とかを考えると、むしろ薄いくらいの方がちょうどいいのかもしれない。
Dresscoは、手に入りにくいのが難点かなあ。神保町の店は19時閉店で土日祝日はやってないし。他の店に行くしかない。個人的には神保町が大好きなんだけど。銀座伊東屋でもあんまり在庫はなかったみたい。今度買うときは気をつけよう。
あと、全然関係ないけど、裏表紙にいる孔雀がかわいい。鳥類好きだから。猫科の次に鳥類が好きだから!
結論:Dresscoは(薄いけど)気に入った。

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