ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
モンブラン作家シリーズ ドストエフスキー 罪と罰について

モンブラン作家シリーズ ドストエフスキー 罪と罰について

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っうわあああああああああああ
……わかりました、ええ、もう、インク入れなきゃいいんでしょ。限定品なんだから眺めて楽しんでればいいんでしょうが……っ
見つけた時はリアルで目が点になったけれども、正直原因が全く分からない。先日洗浄した際にはなんともなかった。それからインクを抜いたまま、キャップしてしまっておいただけ。えっなにこれ怪奇現象? 夏だから? ユニバーサル横メルカトル図法だから?
キャップを強く閉めすぎたわけでもない、確かにソフトケースには入れていたけれども、他の万年筆に異常は一切無いので、強い衝撃が加わった可能性は殆ど無い。猫がピンポイントで踏んだとか、でもうちのはもうそんなにデブじゃない……
いくら考えても原因が分からない。自分で何かやらかして壊れたんなら諦めもつくかむも知れんが、怪奇現象ではなああああ……とりあえずすぐにハードケースにしまったけれども、今は修理を受け付けてくれるところも滅多にないし、中古で買ってるから保証書もアウト、と言うか軸交換とかいくらかかるんだよ……まだインクは入れてないので本当に漏れるかどうかは分からないけれども、まあ、多分、漏れるんでしょうね触ってみたら亀裂の感触がありましたし。
なんかしょんぼりしてしまった。万年筆ひとつ管理できない自分に絶望した!
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あ、モンブランのトワイライトは順調に緑化しています。

15 Comments

  1. pelikan400nn

    ご愁傷様です。
    モンブランの限定物はいずれも出来が良く非常に惹かれます!
    が、不具合に関しては形状もさまざまで耐久性の面でリスクが高いということでしょうか…
    交換しても再び割れる可能性があるとしたら躊躇しますね。

  2. ぶちゃいくももちゃん

    私は、じいちゃんの遺言でモンブランは買わないのですが、経緯をお話してメーカーに相談するのがいいと思います。ブランドを名乗っているので、なにかしらの対応をしてくれると思います。適当にあしらわれたらそれだけのメーカーとして諦めることです。
    壊れる万年試筆が悪い!!

  3. horik1957

    残念ですね。
    以前にも朧昆布で同じような破損の報告を見た様な・・・。
    ご本人も気づかない原因が何かあるのかもしれませんね。
    さて、修理するのなら、
    銀座のモンブランブティックに相談されるのが良いと思います。
    作家シリーズなので、ドイツ本国送りになると思いますが、部品があれば直してくれます。
    但し、費用(輸送費+部品代?要確認)と期間(数か月?要確認)が掛かります。

  4. ぱかぽか

    とても残念ですね、、、
    私もドストエフスキーモデルがとてもお気に入りなのですが、M字なために日常では出番が少なく待機状態です。
    モンブランの万年筆は、保証期間が2年だったと思うので、ドストエフスキーモデルの場合、保証書の有無に拘わらず有償修理となりそうです。
    私が、モンブランブティックで修理依頼をした時には、保証書の添付は不要でシリアルナンバーも製品本体から調べてくれました。(ペンのみを持参すればOKのはずです)
    修理代金については、2年前と仕組みが変わっていなければ、国内修理可能なはずなので、外装品の交換のカテゴリー3扱いで¥16,200-くらいになるんだと思います。
    ついでにオーバーホールとクリーニング、他に問題が発見された内部パーツの交換もしてくれますよ。
    修理扱いではなく部品交換希望の場合は、個別の見積もりだったはずです。
    これも2年前と同じなら、見積料金は¥1,080-かな。

  5. ぱかぽか

    期間については、国内修理でも部品取り寄せに2~3ヶ月以上かかるので、トータル2~5ヶ月間のお別れになります。。。

  6. 時代錯誤

    シリーズ物はお高いのでしょうね。うる憶えですが、モーッアルトとかカラヤンとか音楽家のシリーズも在った様に思います。作家シリーズも稀少品でしょうから残念ですね。胴のプラスチックの部分ですから交換は可能でしょう。ペン先でなくてよかったと思います。ところで、私のM-800はFなのですが、どうも太い、パイロットのMくらいはあります。外国製はEFでないとだめだよ、と聞かされていたのですが、本当です。その後に買ったM-1000はMですので、これは日本製のBに相当します。不思議な事ですが40年前のモンブラン149はEFなのですが、これが太いのです。M-800よりも太い、そのせいで殆ど使っていないのです。何か、外国製は美しく豪華なのですが、どうも私には使い勝手がいまいちです。で、むかしのパイロットエリート18金<細>を使っています。これは素晴らしく書きやすい、1000円のカクノ<細>は好いのですが、すこし硬い。最近パイロットプロフィット743の中細を買い求め、すこしづつ慣らしています。どうも漢字交じりの日本文は日本製がよいように感じるのは独断でしょうか?

  7. タケヲ

    最近、投稿が続いていたのでかなりうれしかったのですが、ドストエフスキーで相当ショックを受けられたと思います。
    画像を見るとM101Nもドストもプラチナの洗浄液使ってますよね?使うインクとの影響で何か悪さするのでしょうか?
    ふとそんなことを考えました。考えすぎだとは思いますが。
    それでは失礼します。また楽しい記事をよろしくお願いします。

  8. 深崎

    >pelikan400nn さん
    モンブランねえ……綺麗なんですけどねえ……ほんと原因が分からないのでどうにも怖いです。やっぱりハードケースに入れないと駄目なんですかね、インク窓のある物は特に……それとも限定品なんか普段使いにしてんじゃねえよ眺めとけ、ってメッセージなんでしょうか。
    >ぶちゃいくももちゃん さん
    壊れる万年筆が悪いですよね!
    まあ、中古で買ったし、眺めてる分には問題ないのでとりあえず放置かな、って思ってます。そう言えばモンブランに修理依頼したことないや。未だにブティック、敷居が高くて入れませんよw 何であんなにお洒落なん……
    >horik1957 さん
    新品を保証書付で買ってたら速攻でブティックに駆け込む所でしたが、中古ではなあ、と躊躇しております。原因が分からないと何度も繰り返しそうだし。同様の理由でおぼろ昆布も今はお休み中です。これはフルハルターさんに持っていくつもりですけれども、何時になるやら。
    >ぱかぽかさん
    具体的な情報有り難う御座います。保証書なくてもいけるのか。希望が見えてきました。それにしても、やはり万年筆なんぞを使う様になると、車でもビンテージカー愛好者と同じで、ある程度自分で修理の知識も持ってないと色々詰みますねえ。勉強しよう。
    >時代錯誤さん
    外国製のペン先は太めって聞きますね。特に古い物はペン先は平べったくて太い線がひける様に思います。漢字は画数が多いから、細字の方が向いているんでしょうねえ。毛筆だって筆先で細かい文字を書いていましたし……谷崎潤一郎の毛筆の原稿はかっこいいです。
    40年前の149EFを死蔵とはもったいない……私が使っている149EFは現代の物ですが、確かに日本製の万年筆で言ったらMくらいの字幅はありそうです。私は一寸前まで太字が好きだったんですけれども、今は細字ばかり使っています。時代錯誤さんも、いずれ字幅の好みが変わるときが来るかも知れないですよ。その時こそ149にインクを飲ませてやって下さいな。
    >profit FLさん
    ぼーっとしててすいませんww 最近転職したりして金ペン堂が遠くなったり財布の中身が寂しくなったりで文房具から離れておりましたが、段々身辺が落ち着いて参りましたのでそろそろ……と思っております。
    >タケヲさん
    プラチナ……?!(責任転嫁先を見つけた)
    いや、うーん……やっぱ猫かな……でも顔料インク以外で洗浄液使うの控えてみます。R&Kのヴァーディグリースは結局顔料なんでしたっけ……

  9. タケヲ

    ローラー・ウント・クリングナーは製造元に問い合わせたら染料だと認めたってネットでは書かれてましたね。単語の訳し方の問題だったんじゃないんでしょうか。自分で使ってみた感じでも顔料ではなさそうでしたし。
    安心して使えますなあ。ではまた。

  10. 深崎

    > タケヲさん
    安心して使えます。よかったよかった。インククリーナーも使わなくて済みそうです。そう言えば結局顔料インクって使ったことなかったです。やはり使い心地も違う物ですか。
    なんとなくぬるっとしてそうな印象があります。色彩雫っぽい感じ……(完全に偏見)

  11. タケヲ

    顔料インクって、使用頻度の問題があって難しいですよね。セーラーのBBを使った後に極黒を使うとかなり滑らかに感じると思います。プラチナの本栖のBにカーボンブラックのカートリッジを使ってもプラチナのニブポイントの元々のサリサリ感が消えるほど滑らかだとは思いませんでしたね。趣味文36号の粘度テストでも断トツナンバーワンですが。ピグメントブルーカートリッジは絶対におすすめしません。完全洗浄乾燥させたペンにこのカートリッジを挿すとポイントまで届かないうちに固まってしまうことが何度もありました。その都度再洗滌ですよ。このカートリッジを挿すときは前もってニブに水を十分に吸わせてから挿すことをおすすめします。しかしながらこのカートリッジを1本でも使うと水洗浄を1週間かけてやっても本栖のペン芯は青に染まったままです。プラチナ洗浄液に浸すと向こうが見えないくらい液が真っ青になります。たった1本使っただけでこれですよ。製品としてのレベルに達していないと私なんぞは思っています。古典BB以上に定期的に洗滌が必要なんだと思いますね。今は懲りずにモンのパーマネントブルーを本栖に入れて様子見です。顔料インクといいながら全く今までとは違う種類のインクだという噂がありますので。長々と偏見連ねまして失礼しました。でわでわ。

  12. 深崎

    >タケヲさん
    顔料インク恐るべし……!
    結局R&Kが顔料ではなかったので、我が家にはひとつもないことになります。よかった! 特に構成までのこすものを書いているわけでもなし、耐水性とかきにしないし!

  13. クロちゃん

    マニキュアのベースコートで解決する場合があります。
    ペン芯を抜く必要がありますが。
    メーカーに問い合わせ素材に影響が少ないであろう商品を調べたことがあります。、資生堂の無色透明に成るベースコートを店頭で買い求めるのには、男性には恥ずかしかったです。
    自分でも出来ないことはありません。しかし、メーカー系では無いペンクリに、材料と一緒に持ち込まれては如何でしょうか?
    軸交換以外であれば、作業内容は近似のはずで、違いは後処理だと思われます。
    フェンテからの貴女なら、然るべき人に然るべきことを依頼できるはずです。
    解決済みかもしれない過去の書き込みに余計なお世話とは存じますが、未解決であれば、何かのお役に立てれば幸甚です。

  14. 深崎

    >クロちゃんさん
    詳細な情報を有り難う御座います。ベースコートとは盲点でした。でもペン芯を自分で抜くのは(以前失敗してペン先を割ったことがあるので)止めておきます。
    あと、私はフェンテとは何の関係もないんですよ。リアルで万年筆関係の知り合いもいません。ペンクリニックとかも行ったことないので……行くとしたら、やはりモンブランかなあと思いつつ、まだうだうだと放置しております。
    色々と詳しい情報を有り難う御座いました。特に資生堂のベースコート、絶対に忘れないようにしておきます。

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