ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
趣味の文具箱 vol.26

趣味の文具箱 vol.26

職場が神保町じゃなくなったので、フライングゲットできなくなって久しい趣味の文具箱。地元の本屋で発売日当日に購入しました。在庫1冊しかなかった。
今回の表紙、アウロラのマーレ・イオニア・シルバーは久しぶりに限定品で欲しいなあと思ったものの、考えてみればドルチェビータでよくね、ってことでスルーできた! 理性さんが最近結構がんばっている。大橋堂を最後に万年筆買ってないもの。いや別に実際万年筆なんぞ年に何本も買うもんじゃないけどな……と、かつての私に向かっていってやりてえよ……
気になったのは、DELTAのデルフィーノと、ファーバーカステルの木軸ペンシルかなあ。あとは、エクリドールのアンモナイトのシルバー軸ボールペンとか? まあ買わないけど。いやあ最近使う万年筆が定まってきて、インク入れてないやつも結構ある。それ以前に机に向かうってことがなくなったけど。それはそれで困るんだけど、書き物机がある四畳半、エアコンないんだよね……死にそうになるんだよね……
ジャスタス95には全然興味ない! セーフ! 今期も万年筆買わずに済みそうだよ。だがしかし、夏になるとスケルトン使いたくなるのは何ででしょうね……ペリスケにターコイズとか入れて使おうかな……ちなみにターコイズだとモンブランのが一番好きだったけど、最近は色彩雫の孔雀もいいかなって思ってる。でもこれ、趣味の文具箱の特集でターコイズの枠に入ってたけど、どっちかって言うとブルーグリーンだよね……カランダッシュのカリビアンシー的な意味で。
ちなみにペリスケ、インク入れたまま放置してたらペン先にカビが……一度洗ってからはそんなことないけど、なんかいろいろ気をつけようと思いました。湿気とかなのかな……インクのせいかもしれないな……2本ほどカビさせたことあるけど、どっちもセーラーのインクだったし……酸性とか中性とか関係あるのかね。同じ状況だった他のペンはそんなことなかったし、まあ、実証実験する気にはならないけど……
ヴィスコンティのレインフォレストにはウォーターマンのブルーブラック入れてたけど、なんか違う気がして今は洗っておいてある。しかし「レインフォレスト」って名前がものすごくかっこいいと今でも思ってる。どうせなら、パラジウムニブじゃなくて普通のやつつけて欲しかったけどね……勝手にニブ取り替えてんじゃねーよ……しかもものすごく無理矢理押し込んでずれてただろ……なんなんだよ……どっちかって言うと硬い方が好きなんだよ……
そういうわけで、最近は私の理性さんががんばっているので、趣味の文具箱も安心して読むことができているのです。カランダッシュの新しいインクとライヨールのペーパーナイフはものすごく気になってるけど。封筒が上手く開けられない人なんでね……あと、モンブランはもう確実に迷走していると思う。作家シリーズでクリスティとかヘミングウェイとかドストエフスキーとか創ってた頃に戻ってよ……アルチザンコレクション、マジひどい。実用性? ああ、装飾品だからそんなもの関係ないんですかね……あれだよね、ファッションショーの「あれ、これ誰が着るの?」みたいな感じなんだよね。買わないからいいんだけどさ、いやむしろ、あれを買う人っていったいどんな人生を歩んでいて、「よし買おう」ってなるんだろう。
そのうち欲しいものリスト。
パーカー61、モンブラン149(50年代テレスコープ)、アガサ・クリスティ、マリーナ・グランテ。優先順位もだいたいこんな感じ。まあなんか機会がありましたら。

2 Comments

  1. palermo

    お久しぶりです。
    最近物欲が落ちたのか、理性の勝率が高まっております。
    今年はまだ大橋堂の津軽塗しか買ってないもの。
    思い返してみれば、万年筆をはじめて買ってこのブログにたどり着いて以来、ドルチェビータのミディアムやオーバーサイズ、50年代の146、やっぱり149もステキだな思っていたらいつの間にやら2本に増え、万年筆って増殖するんだ・・・と体感しました。
    そして、ハンスオスターのフェンテノート用ハードカバーやその他の小物など、このブログに出会わなければ手にしていなかった今があったかもしれません・・・
    そう考えると、ブログってすごいですね・・・
    今は、大橋堂の玉虫塗と津軽塗の細字をメインにフェンテノートに落書きして心穏やかに過ごしています。
    マーレシリーズはアウロラだからペン先一緒、エウロパで十分じゃないかと見るたびに念じてやり過ごしていますw
    あ、マリーナグランデいいですよ。
    光加減によっては、天鵞絨のように見える部分もあって綺麗です。
    (理性が負ける)機会があったらぜひw。
    そういえば今年大橋堂の後にアイスグリーンなキャップレス買ってたことを思い出した・・・
    つくづく業が深い・・・

  2. 深崎

    >palermoさん
    御無沙汰しております。
    万年筆は増殖する。真理だと思います。寂しがり屋なんですよね万年筆は……1本差しのペンケースは、たいがい無駄になるというのが持論です。どうせふえ(ry
    フェンテノートは紙質的には一番好きなんですが、いかんせん供給ルートがないので死蔵しています……もったいない……最早自分で作るしかないのか……
    マリーナ・グランテw いやいや誘惑には負けませんよ。ドルチェビータとペン先一緒なんでしょ! でも美しいですよねー負けないけど!
    そして最近はキャップレス持ち歩いてます。便利ですよねキャップレス。極細なので大量筆記には向きませんが、メモを取ったりだらだら考えをまとめるのには最適です。

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