メモ書きというか一人ブレストにずっとA5サイズのノート使ってるんだけど、最近は紙質のいいノートがたくさん出てきて、選ぶのが楽しいけど実際どれ使っていいのかわかんない……Moleskineのデッドストック探して文房具屋を徘徊していた頃が懐かしいですw 裏表紙のロゴのフォントが細いやつとかw
ここ最近使ってたのは、渡邉製本さんのSEVEN SEAS CROSSFIELDで、これはトモエリバーのうえ384ページもあるのでなかなか使い終わらなくて、1冊3520円するけどコスパ最強ノート。使い切るまでに1年かかった。でも表紙もしっかりしてるので(OWLノートカバーに入れてたけど)全然痛まなかった。
で、とうとう次のノートを選ぶ段になり、迷ってしまった。だってたくさんあるんだもの(業が深い)
同じく渡邉製本さんのBOOK NOTEもいいんだけど、これは中の紙がフールス紙で、ヴァーティグリースだと裏抜けがちょっとある。あと、インクの発色が暗めになるんだよね……1年間トモエリバーの鮮やかな色合いになれてしまったら、ちょっと物足りない気がしてきてしまった。
それじゃあ、八咫烏がキュートなKUNISAWA ファインド ハードノート A5はどうかしら。小口の金が高級感溢れる感じでかっこいいじゃない? と思ったけどこれもフールス紙なので裏抜けはするんだよね。
ただ、作りは素晴らしくて、普通に180度綺麗に開くし、表紙は硬くて手触りもいい(ざらざら)し……中は方眼で、ちょっとクリーム目。BOOK NOTEとほぼ同じじゃな(ry
CANTACARTAのノートは、伊東屋を徘徊してたときに偶然見つけたんだけど、パーティキャットという浮かれた名前につられてつい買ってしまった。なんか触った感じ紙が薄そうでこれ絶対裏抜けするんだろうなあ……でもねこかわいいしなあ……と思ったら、全然抜けなかったっていうw
カンタカルタは表紙がどれもお洒落。これはパーティキャットだけど(というかパーティキャットって何が語呂が良くてつい書いちゃう)他にもいろいろシックなやつとかもあったので選ぶの楽しそう。難を言えばただひとつ、ゴムバンドがすぐ伸びそう。
中はクリーム系のドット方眼。押さえなくてもちゃんと開いていい子。
どのインクで書いても優秀なんですよ。アッカーマンのインクが掠れてるのは嵌合式の万年筆(オンドロ)に入れてるせいで紙の所為でもインクの所為でもないです多分。キュリダスに入れっぱなしで煮詰まったヴァーディグリースが抜けないって相当なもんですよこれは。
そんで真打ち。
NOLTY( 無地)は言わずと知れた能率手帳のアレです。能率手帳使ったことないけどまあどうせ裏抜けはしねえだろ……と思って試しもせずにポチった。結果は裏抜けしませんでした。重畳重畳。
最近、この金の小口染がすごく好きなんですよね……
トモエリバーとかCANTACARTAに比べると開きがちょっと硬いかな、と思うけど使ってて別に気になるようなもんでもなかった。まあ間違いなく背割れはしないでしょうよ……いい紙使ってる分、たしかに一人ブレストで書き殴るんじゃなくて何度も見返したりするような大事なことを書かないともったいないかもね……と言う気分にさせてくれるノート。
あと、無地を買ったんだけど、やっぱり方眼にしとけば良かったかな、ってちょっと思ってる。書き殴るだけならガイドなんかいらないけど、ある程度丁寧に文字を書くなら方眼くらいあった方がいいかもと。
あとこれはA5じゃないけど、コンケラー・ウーブを使ったクジャクが愛らしいDresscoのCLOTH NOTEBOOK。B5サイズなのででかすぎるかなと躊躇してたんだけど、最近外出てないし部屋で使う分ならでかくてもいいか……と、にわかに急浮上した候補。開きはいいし、紙は真っ白で裏抜けもしないし、サイズ感以外は申し分ない。
あとは、美篶堂のマーブル染めノートとか……小口がマーブル染めじゃないやつはいつの間にかなくなってたんですなあ。マーブルあんまり好きじゃないんだよな……ノートの質はどれもいいから、もう小口の色くらいでしか甲乙付けられないよ……!
しかしまあ、お高いノートの選択肢が増えたのは良いことですね。Molesikn一択だった時代も遠くなりにけり。ほかにもまだロイヒトトゥルム1917とかアピカの紳士なノートとかあるし(アレはいい加減クリーム紙でハードカバー版出してくれないですかねシルキーな紙だと裏抜けするんですよ)
MDノートもいろんな罫線でてるし、あっちなみに今まで名前を挙げたノートは全部一応使ってみました。どれも良かったので迷ってるところ。迷えるだけ幸せですよね……結局のところどれでもいいじゃん全部書き味も使い心地もいいんだし……と言う堂々巡りで結論が出ません。
まあ結局自分が書いてて気持ちのいいものを選べばいいわけで、選べなかったら全部使えばいいんです(本棚に並んだ順番待ちのノートの山を見ながら)