2019年初頭、とうとうWindowsからMacに乗り換えたんだけれども、その一番の動機になったのが、東プレのRealForce for Macの発売でした。
もう何年も、自宅も仕事も東プレのキーボード使ってて、仕事用は現場が変わるたび・転職するたびに「自前のキーボード持ってきていいですか?」って面接の時に訊いてるくらいもう他のキーボード使うのとか無理、くらいの勢いで東プレ信者だった。ので、Windows10に嫌気が差してはいたものの、キーボードがなあ……って理由で愚図愚図してたんだけれども、もうこれは買うしかないじゃんね……iMacを……
そして今、自宅の机がこんな有様に……
働き方改革の恩恵を受けて週何日かテレワークしてるんだけど、仕事用の端末はWindows。画像右手、会社支給のノートPCの上に不安定に乗っているのがWindows用静音モデル変荷重フルキーボード(R2S-USV-IV)ですね。テンキー信者なのでテンキーは外せないのです。
ちなみに会社にあるのは静音モデルじゃない変荷重のやつで、これはもう大分古いから公式サイトには載ってすらいない……10年近く使ってるけど、「A」キーがちょっとはげてきたくらいで全然壊れない。移動の時に何度か落としたりしてるのに……
Windows用のやつの違いは静音モデルかそうじゃないかだけのはずなんだけど、会社のは黒。なんとなくだけど、ほとんどのモデルで黒よりはアイボリーの方が静か、と言うか、さらさらしてる感じがするんだよな……いや打鍵感の話なんだけど。黒は押すと素直に沈むんだけど、アイボリーの方はちょっとざらっとしてるというか……なんか面白いんですよね。多分伝わらないと思うので、機会があったら同じモデルの黒とアイボリーを両方触ってみてください。
そしてMac。まさに地獄の様相を呈している。iMacは1台しかないというのに何故キーボードは2台あるのでしょうか。私にも分かりません。気がついたら増殖してました。
二つの違いは、静音モデル(All30g)(R2SA-JP3M-BK)か、変荷重(R2-JPVM-WH)か。奥側の黒が静音モデルで、手前が変荷重ですね。何故か発売当初のラインナップで静音モデル(All30g)OR 通常モデル(変荷重)OR Die みたいな感じだった。私は静音モデルの変荷重が欲しかったのに……テンキーレスは出たのにまだ静音モデルの変荷重は出ない……ちょっと東プレさんマーケティング誤ってないか……
あと、静音モデルの方は有無を言わせずあの機能がついてくる。
スイッチのオン位置を調節できるAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)機能を搭載
正直全く必要なかった。中にあんなふわふわしたシート挟んだらせっかくの打鍵感が台無しじゃないですか……ていうかキーを一度全部引っこ抜くのがめんどくさすぎて無理。コーヒーこぼしたくらいじゃないと無理。
All30gに関しては、普段から変荷重になれきっているので「うわあ、軽い」というのは確かにあった。何かタイピングしてる気がしないというか、指が滑りすぎてミスタイプ増えた気がする。それで後から変荷重買い足したんだけど……変荷重の方は確かにパチパチうるさいと言えばうるさい。静音モデルに比べたら、ってことだけど。ただカチャカチャッターン! は凄くはかどる。エンターキー大活躍。がーっとソースコード書いていざ実行、って時には凄く気分が盛り上がるのでプログラマ諸氏はこれ使ったらいいよ。仕事してるアピールにもなるし……
一つ気懸かりなことと言えば、通販で買ったR2-JPVM-WHのボディががたついてたこと。平面に置いた時に片方が浮いてた。マジか返品めんどくせえ、と思って調べてたら「絶対に真似しないでください(失敗したら自己責任で)」と言う枕言葉付きで、物理的解決法「筐体を捻る」があったのでやってみた。
……治った。
写りの悪いテレビを叩いて直した昭和の時代を思い出しました。
しかしまあ、金属ですし、どうせいつか戻るし、捻る方向間違えたら非道くなる一方なのでサポセンに連絡した方がいいです。ちなみに、スペースキーも曲がってました。これは捻っても治らなかった。これも一度全部分解する、って解決法を見つけたけどめんどくさくてやってない。全体的に外れを引いた気がする。今まで何度も東プレ買ってきてこんなの初めてだったのでびっくりしました。次は店頭で買おう。中身を確認させてくれるところで……
それ以外はさすがの東プレというか一番手になじんでるのでやっぱり東プレがナンバーワンだと思いました(結局慣れかよ)
キーボードは万年筆と同じなので、特に一日中何かしらのキーを叩いているような人間はちょっとでも気持ちいいものを使いたい。だってキーボードは万年筆と同じだから(大事なことなのでry
ちなみにキーボードにこだわったところで仕事ができるようになるわけではなかった。だた、気持ちよく仕事ができるようになるだけであります。