ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
フールス紙のハードカバーノート2種

フールス紙のハードカバーノート2種

今はMIDORIのMDノート(コットン紙)のA5使ってるんだけど、ノートって別に毎回同じの使わなくてもよくない? サイズとかも適当でよくない? と気付いてしまったので久々に面白そうなノートがあったらとりあえず買ってみることにした。
あ、MDコットン、万年筆インクの発色が凄く綺麗で、シャリシャリした書き心地がとても気持ちがよいです。普通のクリーム色の方より好きかも。R&Kのヴァーディグリースで裏抜けしないし(貴重)
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まずはLOFTで見つけたクロススパインノートブック(CLOTH SPINE NOTEBOOK)
本体の帯には「クロススピンノート」って書いてあるけどそれで検索してもヒットしにくいのでご注意)
サイズはA6とA5があって、カラーは赤、青、黒、グレーの4色展開だけど中の紙は5mm方眼一択。無地がよかったな……でも罫線は薄いグレーで邪魔にはならないので安心です。それにこれフールス紙なんですよ。タイトル通りですけど。
製本方法がドイツ装というやつで、180度ぱたんと開く(フルフラットっていうと何かかっこいい)ってのを売りにしている辺り、ターゲットをノートマニアに絞ってきてるな……という印象。ええ、まんまと食いつきましたね。そりゃあ食いつくよ。無地だったら理想的だったけど方眼も嫌いじゃないし。
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見返しの赤が綺麗……しっとりと吸い付くような赤に一目惚れ。なんか小物はつい赤を買ってしまうな……闘牛と同じ要領でテンションが上がるからだろうか……
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180度開く。背中の所は布でくるんであるんですが、そのおかげでど真ん中辺りのページでも手を添えなくてもぱたんと開くし、帯に「耐久性に優れた手作りのフルフラットオープンノート」って書いてあるのできっと背割れとかしないんだよ……割れる素材が含まれていないから……
ぺらぺら捲って色々いじってみた限り、結構頑丈そうな印象を受けた。表示は厚手のボール紙? で、これも使ってるうちに痛みはするけど破れたりとかはなさそう。これ、スタンプとかシールとか貼ったら映えそうじゃない……? と目論んでいる(ヒグチユウコのシール・ボックスをチラ見しながら)
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安定のフールス紙(ヴァーディグリーズで裏抜け)
フールス紙は書き心地とかは好きなんだけど、兎に角吸水性がよすぎてインクの色もMDノート(コットン紙)に比べて暗くなりがち。線も太めに出る。ヴァーディグリースだとちょっと裏抜けするし。でも好き。裏抜けとか最早気にならないレベルで好き。
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こちらは確か東急ハンズで見つけたKUNISAWA のファインド ハードノート。A5サイズ。ハードと言っても表紙はちょっと薄手で柔らかめ。ハンズでサンプル品触ってたら、どうも使ってるうちに表紙が反り返ってくる気配がしていた。それもまた味でしょうが。
兎に角箔押しの鳥が可愛い。小口も金で高級感ある。表紙はざらざらした感じで触り心地がとてもよい。これはあれですよね、ビジネスシーンでの使用を想定しているラインナップですよね。男性とか持っててもあらちょっとかっこいい、みたいな。そしてさりげなく鳥好きもアピールできるという。しかし会議のメモなんかごりごりとるの勿体ないくらいのクオリティだなあ。最近会議にはずっとクロッキー帳持って行ってる。筆記面広いし安いしいらっとしたら破り捨てられるし(捨ててはいけません)
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開きはよろしい。前述のノートに比べたら製本方法の差でちょっと硬いかなあと思うけどその分丈夫そう。背割れとかしないよきっと。
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安定のフールス紙。ていうかこれ、クロススパインノートブックと同じ紙じゃねえのかなあ……5mm方眼だしさあ……よく見たらちょっと色が違うような気がしないでもないが、素人には分からないレベルなので私には分からない。
ちょっと前まで、使い終わったノートは本棚に並べて、その時に揃ってたら美しいとか思ってたけど、別にあんまり読み返さないし(一人ブレストに使用)保存できれば何だっていいじゃん、と言うことに気付き、サイズも罫線もシリーズもあんまりこだわらなくなった。まあハードカバーでフルフラットオープンで万年筆で気持ちよく書ければそれで……そしたらなんか選択肢が広がって今とても楽しい。モノにこだわりすぎて結果的に自分の首を絞めているようではまだまだですね……

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