ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
マルマン Glyphy

マルマン Glyphy

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すぐ人様に影響される……インスタで拝見してかっこよかったので早速買ってしまったマルマンのGlyphy
ハードカバーで、サイズはB6変形(正方形に近い)とA6変形。私の好きな糸かがり綴じじゃないけど、真ん中辺りのページでもまあまあ筆記に問題ないくらいには開く。
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紙は全部で4種類あって、私が買ったのはアンチークレイド紙という、高級クロッキー用紙のやつ。他にも横罫線と方眼、画用紙があったけど、そもそも滑らかな紙って好きじゃないし、画用紙って……もしかしてマルマンの例の黄色と黒の奴と同じのじゃないの……と思ってクロッキー用紙にした。
紙はとても黄色く、レイド入りで確かに高級感ある。そして、裏表で感触が全然違う。ノートを開いたときに向かって左側(裏)がつるつるで、右側(面)がざらざら。つるつる側は鉛筆以外は全て滲むんじゃないかってくらいの滲みっぷり。いっそ清々しいほど。でも不思議と、ヴァーディグリースですら裏抜けしない。
逆に右側はインクの滲みはそれ程でもないけど、結構裏抜けする。その辺の理屈がよく分からないけど、兎に角、万年筆で普通にノートとして使おうと思ったら絶対これは選ばないw
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裏抜け(右側)まあ気になるほどではない。だってクロッキー用紙だもん。クロッキー用紙ってこういうものだもの。
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一番好きな猫漫画は伊藤潤二先生の「よん&むー」ですぞ、と言うことで模写を。確かに鉛筆で書くとざらざらしてて楽しいわね……そう言う用途で作られたノートなのだもの。
まあ、こうやって鉛筆で落書きするにはちょっと値段高いかな。かといって万年筆で使えるノートの代わりにするには滲みがすごいのと、右側ページのざらざら感でペンポイントがごりごり削られていくような気がして怖い……他の紙とかだったらいいのかな。画用紙は画用紙だしなあ。ノートの隅っこに、『ボールペンや万年筆をご使用の場合、インクがにじむ場合があります』ってちゃんと書いてあるし。親切……
でも、このサイズ感がとてもいい。最近B6っていいよね……とか思ってる。あれほどA5サイズのノートにこだわってたのに、好みって変わるものだなあ。
ちなみに、A5サイズで180度ぱたんと開いて、ハードカバーで、万年筆でも滲まなくて裏抜けもしないっていうすごいノートと言えば、キャンソンのアートブック180°(マグネット式)とアートブック UNIVERSAL(ゴムバンド)デスヨネ。スケッチ用紙なので無地しかないけど、意外とノートジプシーの方々におかれましてはノーマークに近かったんじゃないでしょうか。いや、私が知らなかっただけか……とにかくこれ、滲み裏抜け開きの面では結構理想的な感じじゃないのかな……紙はざらざらしてるけど……モレスキンライク? 的な? 雑に扱ってるけど、背割れもしないし(180度の方に至っては和綴じノートみたいに割れる背がない)高級感はないけど、気がついたらもう何冊か使ってた。文字を書く用途じゃないかも知れないけど最近のお気に入りです。
文字だったら、MDコットンのノートが最近のマイブームだもん……

 

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