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京の音インク(濡羽色、青鈍)と前後して買ったのがこの呉竹と三田三昭堂が共同開発した墨インク、「龍脳」でした。墨を水性染料で再現した、と言うのでこれもアルコールマーカーに滅法で滲まないだろう、と思って。結果全く滲まない。
余計なもんが写ってますが。カメラを構えると何処からともなくやって来る。画角に入らないと満足できないらしい。今もキーボードと手の間に一匹、キーボードと画面の間に一匹ねじ込んできてる奴らがいるからね……
プラチナの#3776超極細に入れてしまったために濃淡とか分かんない。しかし色味はこれでもかという黒で、光に当てるとちょっとぎらぎらするくらい。漆黒、とでも言えばいいんでしょうかね。墨なのに漆。
エラボーの極細にも入れてみたんだけど、粘度が高めらしくつまり気味になったので洗ってしまった。センチュリーの方は別に渋ったりしないので、純粋にエラボーの方の問題なのかも知れない。青のエラボーにはしゃばしゃば系のインクが相性いいようなので今、京の音濡羽色を入れている。
画角に入りこんでドヤァ……どうやら匂いが気になる様子。墨の匂いを再現したインクだけあって、ペン先に鼻を近付けると、すりたての墨のいい匂いがします。書いてすぐ封をしたら手紙を受け取った相手にも墨の香りを届けられるそうですが残念ながら手紙を書く相手などいないのでちまちま画用紙に向かって線を引いています。
このボトル、ボトルだけでも売ってる。しかも真鍮製のボトルキャップも売ってる。意外とインク瓶だけの販売ってないんだよな……使い切ったインク瓶とか洗って取ってあるけど、以外と使い道もないしな……でもこのボトルはちょっとかっこよくて好き。
もう万年筆も打ち止めかな……と思ってたら、地味にどんどん増えてく。万年筆沼とインク沼怖い。
あと今気付いたけど「装填」って漢字間違ってんな……まあいいか……