今年の買い納めというか、先日2年弱続いた一見にけりがついたので、頑張った自分へのご褒美、的な?
モンブランのセーフティ。買ってしまいました。
なんか、長い。キャップ閉じたところは146より1cm以上短いのだが、セーフティなのでキャップを取るとすげー長い。その違和感がなんだか素敵。
エボナイトのボディが、キャップで隠れていたところだけ黒々としている。歴史を感じる、80歳(推定)
カゼイン製のホワイトスター。カゼインと言えばDELTAのヴィアベネットだが。あの天冠よりはちょっとアイボリー気味かなあ。
しかし、とにかく巨大です。
カゼインはちょっとの傷なら自己修復するそうだが、隅っこの方には細かいひびが入っている。お祖父ちゃんだからね。キャップリングもメッキが剥がれてるけどそれもまた善きかな。
セーフティなので、尻軸をくりくり回すとペン先が出てきます。その時、やっぱり分かってはいたけどペン先全体がインクまみれになる。神経質な人には向いてない。書いてるとだんだんインクが落ちていくのが面白い。
マイスターシュテック表記なのでドイツ国内向け? 大分薄くなってるけれども、モンブランの刻印健在。
ペン先を収納した状態。このままペン先を下に向けるとインクがぼたぼた零れます。キャップをはめると、丁度キャップトップの裏側が蓋のようになって、インクの漏れを防ぎます。よく考えてあるなあ。ペン先を出したままではキャップが閉められないようになってます(キャップトップ裏から細い棒が伸びていて、それがペン先に当たるので閉まらない)
持ち運びにはセーフティ(故にセーフティ=安全、と言う名称なのだろうが)
でもお祖父ちゃんだから酷使するのはちょっと怖い、って事で自宅で使ってるけど、今のところインクが漏れたことはない。優秀、と言うか80年前の筆記具が普通に使えるって凄いな。吸入式でもない、複雑な機構があるわけじゃないからこそかも知れないけど。
ペン先はF。現行モンブランだとEFくらいの細さのような気がする。書き味は「ビンテージ!」と言った感じの腰のある柔らかさ。なんかお店で試し書きしたときと家で書いたときの書き味がものすごく違って「あれー……?」って思ったけど、これはこれで良いかなあと。インクの違い、紙の違いかもしれない。
とにかく、オノトとも50年代146とも違う、独特の書き味だった。死蔵するのも悔しいので、がしがし使おうと思う。インクはヴァーティグリーズをいれました。
セーフティーですか。
先月、某館で見た記憶があります。
キャップレスとも違う面白い万年筆ですよね。
キャップを外すと、あれ、ペン先がないみたいなw
私は先日…ペンクラにて50年代146を買ってしまいました。
初のテレスコープ、柔らかいペン先、気持ちいい書き味がたまりません。
こんばんは。
カゼインと言えばプロテインを思い出します^^;
私のビンテージ146もかすれインク漏れもあり、
特徴をつかんで仲良くやっています。
現行軸も所有しているのですが、
こいつがしっくり来るようです。
5年日記書いてて気づいた
レーシンググリーン廃番騒ぎからちょうど2年
時間のたつのは早うございますな
>Palermoさん
146いいですよねー……テレスコープは後ろが重くて好みです。今持ってる中では、50年代146が一番書き味が良いと思ってます。いい買い物をされましたね!
>だらだらとさん
牛乳の膜と同じって言われたなあw プロテインって飲んだことないけどやっぱりまずいんですかね。
私も、何となく現行より古いモンブランの方が好きです。現行の方がトラブルもないと思うんですけどねえ。
>ギャラードさん
あーそんなこともありましたねえ。確保してるレーシンググリーン、そろそろ腐りそうですw 緑はアンデルセンとゲーテで大丈夫だった……
お久し振りです
マイスターシュテックー146の先祖と言えるのですか?
セーフティという事も初めてお聞きしました。指で持つ部分が
相当長いですね。ペン先も私が思う146の、ゴツイペン先とは異なるようです。しかし、風格は素晴しい、ドイツの職人魂で作られた、質実剛健な存在感を示しています。書き味は軟らかいのですか?
深崎様は、よく見つけられますね。私も当然万年筆が好きで、149と、この間買ったM1000・800、セーラープロフィツト一本、パイロットの一本などが有りますが、ビンテージ物は一本も有りません。ビンテージ物は高いという印象と、好きとは云っても素人ですので、買うには気持ち的に尻込みしてしまいます。半年ほど前に、ネットで、オノトのビンテージ物が有りました、値札のついた死蔵されて居た物で、一番有名な種類より一段下のものでした。100円から始まって15000円まで付けましたが、結局他の方に買われて仕舞いました。出せる金額もその程度ですので、オークションでは諦めています。このモンブランはきっと高かったのでしょうね。
>時代錯誤さん
146とか149とか出る前のモデル(だと思う)ので、ご先祖と言えると思います。よく知らないけど。
書き味はやわらかいです。私の感覚だと、M1000とはまた違った感じの柔らかさに感じます。
ビンテージを購入されるなら、最初はネットやオークションではなく、専門店を介してみてはいかがでしょうか。万一壊れた場合でも修理を依頼することができますし、偽物をつかまされる心配もないでしょうし……私、オークションはやったことないんですが……
私の知っている店はすべて東京都内にありますが、商品を郵送してくれるところもあると思いますので、ご参考までに。
ちなみに私もど素人で、修理などはできませんw 不具合が出たら速やかにプロに頼む次第です。
深崎さま
ご教示ありがとうございます。
見事なモンブランを見れて嬉しいです。やはり買い求めるには
東京に出る以外に無いのかも?知れません。
しかし、80年前のモンブランの雪のシンボルマークは大きいですな。
今は主に五月に買ったM800を愛用しております。ではまた…
私の記憶が確かなら、牛乳の膜はホエイだと思います(あいまい^^;)。
ウィダーのココア味がココアそのもので飲みやすいです。
ただ、その、私の場合・・・のみ初めの頃・・・おならが・・^^;
大豆由来の商品だったせいもあるかもしれませんーー;
>時代錯誤さん
そうですねー物見遊山のつもりで銀座界隈のお店に行ってみるのもおもしろいと思います。銀座ならどちらも通信販売可能ですが……
M800はいい万年筆です。私も数年前から、緑軸を愛用しています。
>だらだらとさん
ああ、ホエイってキャラメルとかにも入ってますよね。一体どんなものなのか想像もつきませんが……
ホエーは乳清の方でんがな。固形物の方がカード。
プロテインの原料にはなりますが>ホエー
ヴィンテージの購入はやはりお店ですよね。って一度も店でヴィンテージ買った事無いですがw
まあ曲がったの折れたの詰まったのパーツの足りないの錆びたのてめー調整失敗しただろ等ありとあらゆるクズ商品掴みましたよorz
まあそれを清掃修理するのが楽しみの一部なんで苦労ではないですが。
このペン、何が恐怖って胸ポケットには入れられそうにないところですね。ペリカンはキャップ回す回数少ないせいか、お家に帰るとポケットの縁に刺さってるのはキャップだけという事が結構あります。
しかしキャップ無しで下向けるとインクボタ漏れっていう仕様ではorz
当方、オノトのセルロイドプランジャーというまた色んな意味で危険なブツを入手しました。まだ若干こちらの方が年式新しいのでしょうけど、普通に使えるってのはすごいですよね。
サンエーパールなる磨き粉でシコシコ毎晩磨いております。
>ardbeg32さん
不便さをひっくるめてのビンテージ愛じゃないとやってられませんよねー、現行品のほうがメカニズムが進歩してる分、使いやすいに決まってるんだから……
「キャップなしで傾けるとこぼれるよ」と言われたのでやってみました! やっぱりこぼれました。それなのにペン先が出てるとぜんぜんこぼれないのはすごいと思います。
セルロイドプランジャー……ゴクリ
なんかすごそうです……研磨剤できれいになるんですか? すり減りそうで怖い……ちょっとくらいの傷なら我慢するさ……