ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
Dr.ヤンセン/アンデルセン

Dr.ヤンセン/アンデルセン

ドルチェビータのソワレには、今までセーラーのインクを入れてたんだけれども、なんか別のインクが良いなあ、しかもミドリが良いなあ、と思って、モンブランのアイリッシュグリーンとか買ってみたんだけど、いまいちソワレには明るすぎるかなあ、色彩雫の松露かなあでも姪っ子にあげちゃったしなあ、と悩んだ挙げ句にヤンセンのアンデルセンがあるじゃないか! と思い至った。
入れてみたら、アイリッシュグリーンの時と同じく、フロー激渋……アンデルセンは別のペンで使ってたときはさらさらして何の問題もなかったので、もしやと思ってプラチナのインククリーナーに一晩漬け込んでみたら、ものすごく調子が良くなった。なんかどこかが詰まってたっぽい。アイリッシュグリーンにはあらぬ疑いをかけて申し訳なかった。明るい美しい緑なので、別のペンで使おうと思う。
Dr.jansen Hans Christian Andersen
アンデルセンは、公式サイトでは「グリーンをさした紺色」って事で、ペトロール? 青緑色って事だが、書いた直後は確かに青成分があるけど、乾くと暗めの緑に落ち着く。凄く頑張れば青成分を見つけられるかも知れない。
Dr.jansen Hans Christian Andersen
でも好きな色なので、しばらく使いたい。今手元にないから比較できないが、やっぱり色彩雫の松露に似てると思う(色の変化はあれほど顕著ではないが)
Dr.jansen Hans Christian Andersen
フローは大変宜しい。さらさら系。最初はどうなることかと思ったが、ソワレの方に問題があっただけだった。
やはり金ペン堂の言うとおり、インクは一度決めたら変えない方が良いのかも知れない。でも変えたい。そんなときは真面目に洗浄しないとだめ。水で結構良く洗って、二晩くらい漬け込んでおいたんだけどそれじゃ足りなかったのか。超音波もやって駄目だったから、最後の手段としてインククリーナーを使ったが、あれ、超便利。顔料インクじゃないけど、家に常備しておこうと思った。

2 Comments

  1. ardbeg32

    プラチナのインククリーナー液は、あれはあれで強力すぎて吸入式に使うのは怖かったり。
    ふっるいパーカー51の洗浄に使ったら、それまで固着してたインクか古くなった接着剤のせいかわからないですけど、首軸の所からインクが漏れるようになりました。まあそんだけ強力洗浄力だと言う事なんですが・・。
    青墨ばかり使ってるM800のペン先だけを外して中性洗剤+超音波洗浄したときも、なんか今一だったんでクリーナー液に浸けた途端にもあもあと青い煙が・・・
    まあ逆に新品なのにインクフローが檄渋のプラペン芯のアウロラタレンタムに使ったら油分が落ちたのか界面活性剤が効いたのかわかりませんがフロー檄改善されたし、なかなか使いどころに困るアイテムですね。
    アンデルセンと松露、松露の方が灰色分が有るような?

  2. 深崎

    >ardbeg32さん
    あー、確かに吸入式は怖いかも。とりあえず吸ったり吐いたりはしないようにしてます。漬け置いただけでにゅるにゅる出ますからな……カートリッジならいいかなって思って吸排出やってみたら超改善しましたけど。
    松露は書き始めの色がものすごく好みなのに、乾くとみるみる緑になっていくのが悔しくて姪っ子にリリースしてしまいました。ので、実物がないのですが、アンデルセンは確かに透明感のある緑だと思います。フローもいいしw
    あと、月夜好きだったのに、ボトルの中にゲル状の何かが発生したので使うのやめました。怖いw

深崎 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です