以前、満寿屋のMONOKAKIが出た時に喜び勇んで購入したWILDSWANSのノートカバーだが、結局今になってMDノートを入れて使っている……これは裏切りだろうかね?
MONOKAKIだと、表紙と1ページ目の間に厚紙が入ってるのは有り難いんだが、ノート自体が軽すぎるために、背中に革が二重になってるOWLだと、書く度にべこべこべこべこ……いい加減いらっとしてきたところに加えて、万年筆の筆記線が細く出る傾向があるために、フロー絞り気味のペンだとなんかざりざりして面白くない……満寿屋の紙は、原稿用紙として机において書くにはいいんだが、どうもノートにしてみると(ノートに対する筆記速度と原稿用紙の違いとかが明確に現れてしまって)私にはちょっと使いにくかった。
そこで、最近紙質が変わってインクが滲みにくくなったMDノートに白羽の矢がたったわけでございます。
購入したのは去年の暮れ。レビューはここに書いてある。
今のところ、ハンス・オスターのノートカバーにフェンテの無地ノート入れて使ってた。これは紙質もいいし滲まないしほとんど裏抜けしないし、すごくいいノートだった(R&Kのヴァーディグリースだと微妙に裏抜けするけど、まあ1px程度なので気にならなかった)んだが、ちょっと他に浮気してみようかなと。入手性もコスパもMDノートの方がいいしなあ。
OWLは春限定のスフマート(桜色)です。ほんとはレギュラーのスフマートがいいなあと思ってたんだが、店に行ったときにこれしか在庫がなかったという……でもこれはこれで好きな色です。熟成が楽しみ。一体どんな色になるというのか……
MDノートだと、ページ数があるからある程度の自重が確保できて、Owlでも(あんまり)ぺこぺこしないような気がする。一冊使い切る頃には革もある程度馴染んでくるんじゃなかろうかと淡い期待を抱いているのだが。
ちなみにこのカバーに付いてるペンホルダー、146でぎりぎり入るかどうか。ずっと差してれば革が伸びるかも知れないが、変な癖が付いても厭だからとりあえず何も入れずに使っている。
ちなみに、ハンス・オスターのノートカバーはいい! ハードカバーの方を買ったんだが、パタンと閉じるあの感覚がモールスキンさんによく似ている。革の質感がしっとりしてて、これぞ革……と言った雰囲気。まあ見た目はシンプルすぎておっさんくさいんだけど……。4ヶ月くらい持ち歩いてたらいい感じに傷が付いて何とも言えない佇まいになってきた。
惜しむらくは、フェンテのノートにしか合わないって事だ。変形A5……ノートもノートカバーも素晴らしいんだけど、汎用性がなさ過ぎるんだよ……!
(本当はハンス・オスターのペンケースを狙っていて、『入荷したら連絡下さい』と言っているのだが、かれこれ数ヶ月音沙汰はない……2月に入荷するって言ってたのに……)
とりあえず、ハンス・オスターとowlを贅沢にも交互に使ってみようと思っている。どちらにしろ、もうモールスキンの代わりを探す旅は終わった!
ワイルドスワンズのノートカバーにはMDノートも入るんですか。
それはそうと、ハンスオスターのノートカバーを持っていたのですか。
ハンスオスターはいつか欲しいと思っているのですが…
今度北欧の匠に行ってみようかな。
こうして物欲が刺激されて、万年筆やペンケースが増殖していくわけですが。
>Palermoさん
owlには普通のA5ノートなら大体入るんじゃないでしょうか。厚み的には、やっぱりノーブルノートかMDノートくらいがちょうど良いみたいです。
ハンスオスター、在庫ありましたよ(誘惑)4本差しのφ16が1つと、1本差しがいくつかあるようです。他の革製品は分かりませんが……