VISCONTI オペラ・マスター デモ レインフォレスト(購入篇)

悪いのは、ドル安。そして、海外通販で使用可能なクレジットカード。
1ドルが約91円だったとき、「このチャンスを逃す手はないんじゃないのか?」という悪魔の囁き。マーラかルシファーだと思う。ちょうどその時『聖☆おにいさん』読んでたから。
じゃあ何を買おうか(そもそもこの時点でおかしい。欲しいものがなければ買わなければいいだけのことなのだが)って時になって、以前から欲しいけど高いなあ、と思っていたビスコンティのレインフォレストはどうだろう、と思いついた。日本での販売価格は10,500円。さすがに手を出せずにスルーしていたが、今が最初で最後のチャンスじゃないの?
で、海外サイトをひたすら検索。でもまったく知らないところは怖いので、以前ドルチェビータのオーバーサイズを購入したFPHに白羽の矢を立てた。販売価格は問合せだったので、とりあえずつたない英文でメールを送り、wktkしながら返事を待つ。
翌日帰ってきたメールには、「your order are not in stock. Please see the Conditions for Back Orders below…」要するに在庫切れ。商品入荷次第送るから待ってろ、って言われたんだが、1年以上前の限定品である上888本という本数では望み薄だろう、とキャンセルする旨を伝える。
そして、次に見つけたのがSWISHER PENSだった。見てると不安になるあのサイト構成とデザインだが、FPHより結構安い値段がついている。しかし商品ページに行ってみるとニブサイズを選択するドロップダウンがない。さらに不安になりながら、「BニブかMニブが欲しいんだけど在庫ある?」って聞いてみたら翌日返事が「Mだったらありますけど」
注文メールを返信するとき、ちょっと手が震えた。それから数日後、「オーダー通ったから配送方法記決めれ」というメールが送られてきて、これに7日以内に返信しないとキャンセルになってしまうと言うのですぐに返事した。
配送の選択肢はふたつ。
US Express Mail International, Insured, with tracking, $55.00.
US Priority Mail International, Insured, with tracking, $51.00.
送料が安い方がちょっと時間はかかるが、どっちも追跡サービスが使えて保険付きだと言うことで、けちって安い方を選択した。
それから、ねちねちと1ドルの値段と配送状況を確認する日々が始まった。
USPSの配送状況はこのサイトから確認できる。1日1回更新で、何か動きがあったらメールを送ってもらうようにも出来る。でも更新チョー遅い。後で気付いたけど郵便局のサイトで国際郵便は追跡できるよね……こっちの方が早かった。日本語だし。
私の場合、6月17日に引き受けで、日本に着いたのが6月21日。それから通関検査待ちステータスで3日止まっていたので、直接問い合わせてみたら「あ、今通過して今日の夕方には配達店へ届いて、お届けは明日になると思います」との返事。妙にフレンドリーな対応だった。わざわざ荷物の様子を見に行って折り返し電話をくれた。
そして、到着したのは6月24日。本日夕方である。
税関で止まってたから、税金取られちゃうんだろうなあ……と思ってたらほんとに取られた。関税と消費税と地方消費税で合せて2,600円くらいだけど。なんだよ地方消費税って……都民税と区民税を二重取りされてる不愉快な感じと似ている……ドルチェビータの時は取られなかったので何となく悔しい。不服があったら2ヶ月以内に東京税関調に不服申し立てしてね! って紙が入ってたけども……
帰宅して荷物の箱を見て納得した。でかい。段ボールでかいよ! ちょっとしたミカン箱くらいある。8kgの猫がすっぽり入りそうな大きさ。これは見逃して貰えるはずがない。通関検査待ちで時間がかかっても仕方ない。
VISCONTI OPERA MASTER-DEMO "RAIN FOREST/CLEAR"
中身はこれでした。ちょっと想像以上にでかくて立派な箱。インク瓶がおまけについて、なんか国内で見た奴と違う……サービス? 色は茶色だった。多分セピアだと思う。土台から引っこ抜くのが大変だった。ボトルは現行のプラスチック製。
万年筆本体の第一印象は「重っ!」だった。想像以上に重かった。旦那もびっくりしてた。今まで持った中で一番重いかも知れない。アクリドイドってそんなに重い素材なん……? あるいは首軸の金属パーツが?
箱の底に、なんか証明カードみたいな奴が入ってた。シリアルナンバーはかなり後ろの方だった。特に面白い番号でもない。日本では「レインフォレスト」と呼ばれているが、カードによるとどうも海外ではただ「Clear」と言う名前らしい。なんか風情がないな……
残念なことに、ペン芯が思いっきりずれていた。キャップの内側にも水滴が乾いた跡が残ってたから、多分誰かが試し書きをした後、ねじ込み式になっているペン先を回して抜いて洗浄してくれたんだろう。その時にずれたとしか思えないような(自分でもペリスケで経験がある)ずれ方をしていた。下手に手を出すことは出来ないので、通院決定。書けなくはないんだろうが、多分私が気になって気になって結局いじり壊してしまうことになりかねないからだ。変なところで偏執狂的なのだろうな、私は。
しかしフローはどばどば。インクの吸入方式はオノトのプランジャー式とよく似ているので困ることはなかった。事前にこのブログを拝見して学習していたからね!
リンク先のブログには、オペラの「ダブルタンク・パワーフィラー」という吸入方式のことがかなり詳しく掲載されていて、大変参考になりました。しかし、リザーブタンク(胴軸内)とメインタンク(首元)の比率、開発者は一度も疑問に思わなかったんだろうか……? 普通逆じゃね? メインタンクちっさくね? インクすぐなくなるよ?
本当はBニブが欲しかったのだけど、在庫ないから諦めた。注文確定後、にやにやしながらレインフォレストで検索してたら、アメ横にBニブの在庫があった。80,000円くらいで。くそおおおおおおお、と思ったけどそれよりは安く手に入ったからいいや(と、自分を慰めてみる)(実際はMの方が使い勝手はいいんだろうな、実用性という面では)
大変長くなってしまったので、今回はこの辺で。インクを入れてみての書き味なんかはまた後日。一言で言うとふわふわの書き心地。M1000に近い感じ。

VISCONTI オペラ・マスター デモ レインフォレスト(購入篇)」への2件のフィードバック

  1. うわぁいいなあ、レインフォレスト!
    きっときれいなんでしょうね。
    モリタで現物見たことあるけど、重いってのはよくわかります。
    当方は無事パッションをゲット。
    明日の午前中に届く予定。
    レモン社の人は電話の対応がめちゃくちゃ丁寧でこっちが恐縮してしまうほどでした。かなり好印象。銀座に行く折りがあったらお店にお邪魔しますなんて愛想を振りまいたメールをおくってしまいましたよ。
    それにしてもヴィスコンティのBニブかぁ。
    ヴィスコンティはFしか持ってないけど、ほんと調整次第で手放せないぐらいの素晴らしい書き味を発揮してくれるペンですよね。
    私もオクで出てるカレイドボイシャーのBニブをウォッチしてましたが、さすがにパッションを買ったあとすぐには無理ですた。
    あ、そうそう、私は海外通販ではないけど、最近COACHのバッグを2こ海外からオクで購入しました。速達で送ってもらったけど税関で同じように3日ほど止められましたよ。でも税金はかかりませんでした。
    おんなじようにミカン箱みたいなサイズだったけど、相手は日本人の個人なので、焼酎の空き箱に入ってきたのが良かったのかな?
    COACHはアメリカのアウトレットで購入したものをオクで売ってる人のを見ると、日本で買うのがばからしくなりますよ。
    なんと新作のペネロピショッパーとトートのふたつで30,000円だから。国内のノーブランドの革バック買うより安いです。
    話がそれましたが、レインフォレストのインプレよろしくです!

  2. >ウサっ子三昧さん
    パッションご購入おめでとうございますwww到着が楽しみですね。私が先日実物を見掛けた万年筆がウサっ子三昧さんの手元に届くというのは、なんだか不思議な感じがします。パッション見ながら、ウサっ子三昧さんのコメントのこと思い出してましたから……
    レモン社の人は、対面でも凄く丁寧です。ショウケースから万年筆を出してもらうと、当然のようにルーペを貸してくれます。質問してもすぐ答えてくれるし……
    海外でバッグ……じゅるり。いや、買いません。買いませんよ! 誘惑には乗りません。コーチとか高いもの。高いもの!

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