モールスキンとほぼ同じ大きさ・厚さのawagami+ ジャーナルノート。どこぞで「180度開かない」と言う評判を聞いて敬遠していたのだが、不意に立ち寄った文房具屋で小さい方のサンプルを触ったら、あら綺麗に開くじゃないの。モールスキンのように自らの重みでぺたりと落ち着くほどではないが、ちょっと力を入れて癖をつけたら問題なく使えそう。表紙もハードだし、紙も真っ白ではなく僅かにクリーム、そしてなによりもモールスキンよりもちょっと厚手手インクの裏抜けはしなさそう……
購入していないので、相性の悪いインクもあるかもしれない。裏抜けたりヒゲが出たりするかも、と心配なのだが、捕らぬ狸の皮算用というか……でもこれは候補に挙げてみてもいいかと思った。グムンドよりは安いし、枚数も多そうだし。なにより、モールスキンと同じ幅、高さというのが気持ちいい。もう、あの形に慣れ親しみすぎてしまったのかも……。
でも、罫線はないんだよね。
そして、ちょっとした怪奇現象の方。本日、暇を持て余してドルチェのオーバーサイズの首軸を外して(ねじ込み式になってる)超音波洗浄機にかけたら、なんかペン芯と金属部品の間から、ボルドー系のインクがにゅるにゅると滲み出てきた……!
もちろん、ボルドーのインクなんて入れてない。持ってもいない。それ以前に入れてたのはブルーブラック系だけだ。なにこれ、怪奇現象? インクの赤系成分だけが分離してペン芯に付着……? ってそんなことあるわけがない。新品で買ったはずなのだが、誰かが試し書きした時のインクが残ってた……?
そんな逡巡の間にも赤インクはにゅるにゅると超音波洗浄機の水槽の中で触手を伸ばし続け、水はほの赤く染まっていった。私は途方に暮れたまま3分で切れるスイッチを何度も入れ直し、無言でペン先を拭った。世の中には不思議なことなどなにもないのだよ……と中禅寺先生の言葉を思い出しながら。
結論、いくら新品で買った万年筆とはいえ、初めてインクを入れる前には一度洗浄した方がいい。できれば徹底的に。超音波洗浄機で。
怪奇現象は私も経験ありますよ。オプティマのシルバーキャップをウェブで購入した時に、インクを入れようと洗ったら、水がブルーに染まりました。
オクで買いなれているので、不具合なければそれでよし、としてます。
ノートいいなあ。
大阪ではなかなか手に入らないラインナップばかりでうらやましい。
怪奇現象じゃないですが、インク入れ替えようとしたウォーターマンクルトゥールが何度洗っても首軸が透明なんであちこちにインクが残ってるのが見えてorz
インク入れ替えが如何にリスキーか思い知った次第です。
私も超音波洗浄器買おうかなぁ。眼鏡を洗う為なんだからねっ!って家人に言い訳しながら。
>ウサっこ三昧さん
オークションじゃないのに……新品なのに……まあ別にいいんですけど。これからは新品で買っても一度洗浄しようと思いました。
グムンドはさっさと伊東屋の通販で買えるようにして欲しいです。未だに銀座の道がよく分からないのでひとりでは行けないんです。東京で暮らし始めて10年以上になるのに……
>ardbeg32さん
だから首軸が透明な万年筆は苦手でした。今はもうどうでもいいけど。ペリスケがいろんなインクで汚れてるけど、フローに関係ないところならもういいや、と悟りました。
いいですよ、超音波。眼鏡かけてるけど1回しか洗ってないけど。蓋つきのものよりも、インクがにゅるにゅる流れ出てくるのが見えるオープンの方にすれば良かったかな、と思っております。