丸善アテナインキとPILOTのブルーブラック

今日健康診断を受けて、人生初の胃カメラを飲んだ。正直死ぬかと思った。医者も看護婦も気を紛らわせようとしていろいろ話しかけてくれるんだけどそれどころじゃなかった。モニターに映った自分の胃壁を凝視してた。軽い胃炎ですってよ。
で、丸善でインクをかってやった。むしゃくしゃしてやった。今も反省していない。
ちょうど檸檬が展示されてて、その横にアテナインキが山積みになってた。丸の内オアゾの丸善、歴代の丸善万年筆が並んでた(非売品だけど)まあ600円程度だし、失敗しても泣かないし、口の中は麻酔が効いてて気持ち悪いし、顎は痛いし……我慢できなかった。万年筆を買わなかっただけ私の理性は偉いと思った。
Maruzen Athena ink
書いた瞬間は青々としているのだが、乾くと青味が抜けて赤味が浮き上がり、全体的に儚い色調になる。薄くなると言うのか……なんだかがっかりした。もっとレトロなブルーブラックを想像していたのだが、それはどうやら昔のことらしい。
そして、帰社してネットで調べてみたら、なんかパイロットのOEM……? そういや、この瓶の蓋、そっくりじゃね?
失敗しても泣かない、と誓って購入した異常な季語とは言わないのがお約束だが、とりあえず比較してみた。
PILOT Blue black
ああ……もう……!
ほぼ同じ色だと言って差し支えないと思う。むしろ私の環境では違いを見つける方が難しいというか。オーソドックスである分、使いやすい色だとも言えるか……色は嫌いじゃないが、同じ色を間違えて二つ買ってしまった、コミックが2冊ダブってしまった時のようなこのがっかり感……おわかりいただけるだろうか。その漫画自体は嫌いじゃないのに、という複雑な落胆を……
そう言うわけで、今のところブルーブラックはモンブランウォーターマンで落ち着いている。あと、Fニブに月夜を入れてみた。今回は少しコンバータの中で濃縮するまで待ってみることにする。

丸善アテナインキとPILOTのブルーブラック」への4件のフィードバック

  1. アテナインキ、外見にやられますよね。
    パイロットが作ってる、というのは前々からネットで話題になっていたので、πインクの苦手な私はネットで見てもスルーしちゃってます。
    悶のインクを腐らせた時の臭いの衝撃が忘れられず、使える量だけのインクしか買わない、と自分を戒めています。
    ・・・ですが、今月は万年筆買いすぎです。ええ。
    だって、またさらに2本セーラーのプロギア(普段お世話になっている大阪北浜のモリタ商店の60周年限定)と、プロシックのパールアイボリー(どっちも衝動買い)ですよ。気が狂ってるとしか思えない←自分。
    私はブログを持っていないので、こちらをはじめ、みなさんのインプレを見るのが楽しみなのですが、こうも増えてくると自分でもインプレ書きたくなりますね。

  2. >ウサっ子三昧さん
    アテナには本当に騙されましたよ。でも今はドクター・ヤンセンの新色が気になったりしています。どうせならホームズとかも日本で発売してくれればいいのに……
    インクばかりが増えてゆきます。万年筆不足は深刻です。
    ブログは結構簡単にはじめられるので、思い切ってアカウント取得してしまうのもありかと思います。

  3. いつも興味深く読ませていただいています。僕もブルーブラックをめぐる長い冒険中です。金ペン堂さんでパイロットのブルーブラックを勧められ使いましたが、時間がたつとあっという間に10年くらい経過したくらいの薄い状態になってしまうので、やめました。今のお気に入りはプライベートリザーブのBlack Magic Blueです。Midnight Bluesよりも青っぽい感じです。試されたことはありますか?

  4. >Fukudaさん
    はじめまして、コメントありがとうございます。
    ブルーブラックをめぐるたびは終わりそうにないですね……PRのブラックマジックブルーは試したことがないのですが、色見本を見ると赤が強そうなのに、やはり実物は違うのですね。PRはあんまり濃淡が出ないので、そろそろ打ち止めにしようと思っていたのですが。
    今日、ダーウィン(ジーンズブルー?)を入手しました。開けるのが楽しみです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。