ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
続・ローラー&クライナー/サリックス

続・ローラー&クライナー/サリックス

Rohrer&Klingner Salix
ガラスペンで書いてみて気に入ったので、ペリカンM205ことペリスケに入れてみた。ライフのライティングペーパーではだんだん暗く・濃くなって行く色味が楽しめないのでMDノートとかノーブルペーパーとかモールスキン(旧版)で楽しんでいたんだが、乾いたあとの色味がドクター・ヤンセンヴェルディにそっくりであることに気がついた。
ヴェルディは、書いた瞬間は鮮やかな青味をしているのだが、乾くにつれて少し褪せたような、10年くらい放っておいたようないぶし銀な色合いに落ち着く。その時の青が、サリックスによく似ている。
Rohrer&Klingner Salix
ヴェルディはオールド・ナポリのBニブで書いたので、Mのペリスケとは印象が違うかもしれないが、私の印象としてはかなり近い。と言うことは、ヴェルディとほとんど色合いの変わらないナポレオンも似ているのか? 生憎、ナポレオンを吸わせている万年筆がないので確かめようがないのだが。
ちなみにヴェルディは、ドクター・ヤンセンの中ではゲーテとともに大好きなインク。同じような色ばかり集めてしまった。だが後悔はしていない。とりあえず、今の私のブームが青黒いインクであることは把握した。

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