ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
PEN BRAND 世界の万年筆ブランド

PEN BRAND 世界の万年筆ブランド

とりあえず現在の有名どころ万年筆ブランドの有名モデルを原寸大で掲載している。値段、ペン先と軸の材質、重さなど細かいデータも掲載されているが、カタログ代わりに使うには情報が足りない。すべてのモデルを網羅しているわけではないし、カラーバリエーションとか全然足りてない。それでも、ニヤニヤしながら眺めるには十分だった。
モンブラン、ペリカン、オノト等はヴィンテージの情報も少しだけ載っている。まあ、『趣味の文具箱』と内容はかぶりまくりだけどね……写真が綺麗なので、まあアイドルのグラビア雑誌を見る気分で眺めると精神衛生上よろしいと思います。あるいは猫雑誌。
物欲が……! 物欲が刺激される……ッ!
そう言う意味では大成功だと思います、この雑誌。ええ、万年筆スキーのハートを鷲掴み。M1000を手に入れたことでとりあえずこれで一区切り、なんて思ってた私の心を惑わせる。DELTAのカプリ欲しいよ……(マリーナ・グランテの方)(あーでもピッコラの方でもいいけど)(青の洞窟はいいです……限定だし……)
結局現在の傾向としては、オーソドックスな万年筆は手中に収めたので、これからは軸の美しいものが欲しくなってるんじゃないかな。全ブランドをニヤニヤしながら眺めながら気付いたことはそれでした。ユリイカ!
万年筆好きなら何度も眺めて楽しめるが、基本的には『趣味の文具箱』の入門編のようなもの。巻末の万年筆入門とかで使われてる写真も見たことある奴だし、何本も持ってる人には特に目新しさもない内容。おまけの各ブランドインク色見本も、文具箱の何号かに載ってたし……でも、万年筆入門以外は全部カラー。1600円という値段に相応しい、のか?
これで半年くらい、次は何を買おうか悩めるな……と思った私は既に魔道に堕ちているんですかね?

2 Comments

  1. しげ

    この手の本は、一時的に症状を緩和する市販の胃薬のような感じですね。でも、不治の病なのではなかったですか?カメラを始めた時も、そうでしたが良いものと出会ったと思っています。一通りそろえたらゆっくりじっくり付き合っています。だって一生付き合えるものですからね。万年筆もいい切っ掛けです・・・。などと言い訳をしながら次は何かとわくわくです。仕事にも勉強にも大活躍中です!ちなみに、銀座のレモン社、今フェア中で安いですよー。(笑)

  2. 深崎

    >しげさん
    症状は緩和されませんでした。病を悪化させるものでしかありません。この本は危険です。DELTAのカプリ欲しいです……日本発売になるにはまだ間がありそうなので、その間に実弾を……
    レモン社はまだ行った事がないんですが、興味しんしんです。

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