ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
インク道楽/黒色比較

インク道楽/黒色比較

ブルーブラック系は結構あるのに、何故かないがしろにされがちな黒インク。
とりあえず、手持ちの黒インクの色合いを比較してみた。ちなみに私は、濃淡が綺麗に出る黒が好みです。
紙はLIFEのライティングペーパー(バンクペーパー)
black ink
上から順に
 ■ モンブラン 黒
 ■ デルタ 黒
 ■ ペリカン 黒
 ■ ドクターヤンセン Johannes Gutenberg(ヨハネス・グーテンベルグ)

ガラスペンを使ったので、インク出過ぎ。写真では違いがよく出ていないが、肉眼視してみるに、モンブランは少し赤味がかってる。デルタとペリカンはのっぺりとして「黒!」という感じ。ドクターヤンセンはどちらかと言えば灰色に近い。水で流した時に、薄まるとセピア? ブラウンっぽい風味が出る。
違いがよく分からないので、万年筆に入れてみる。
black ink
どっちにしろよく分からないが。ドクターヤンセンの灰色っぷりは理解していただけると思う。ちなみに、上の写真のデルタはボトルインクだが、下の写真ではカードリッジになっている。色合いはそんなに変わらない。
結果として、フローが良くて濃淡が一番顕著に表れるのはモンブラン。少し赤味がかった黒。ペリカンもデルタもそこそこ濃淡は出るがモンブランには及ばず。使っているペンはどちらもFニブ。
そして無印に入れたドクターヤンセンのヨハネス・グーテンベルグは灰色だった。Fニブに入れると薄さが目立つ。だが濃淡は綺麗に出るので嫌いではない。M以上に入れたら結構綺麗に書けると思った。
今のところ、黒ではやっぱりモンブランが一番かなあ。アウロラとかも気になるけど未確認。ペン先が細い万年筆にはモンブランを入れた方が濃淡が出て面白い。プラチナの細字でも結構出るくらいだから相当なもんだと思う。
MニブのM800には、今ペリカンが入ってる。フローはそれほど渋くないが、やはりモンブランを入れた時よりは筆跡が細くなってる気がする。モンブランに戻そうかなあ。
ぐだぐだ考えているときりがない。こだわろうと思えばどこまでもいけるし。ほんと悩む(にやにやしながら)

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