続・モンブラン 2007年作家モデル

丸善行ってフォークナーモデル触ってきた。
プレスリリースの写真じゃ気づかなかったが、ボディの黒い部分はスモークになっていた。ペン先の複葉機もそれほどファンシーじゃない感じ。
丸善で本物を手に取るまで、「買ってしまうかも」ってびくびくしてたんだが、そもそもペン先Fだけが未入荷だった。助かった!
試し書きをさせてもらったのはMだったんだが、それでも太い太い。細かい字をたくさん書き連ねたい私には太すぎる。あと重い。146くらいの大きさと訊いていたけど、重さ的には149より全然重い。ボディのシルバー部分の所為かね。
ペン先は柔らかいし、書きやすいことは書きやすいんだけど、なんかいまいちそそられない。
せめてボディのシルバー部分がなかったらなあ! と切実に思う。全体が黒っぽいスモークだったら欲しかったかも。あの横ラインの入ったシルバーが途端に万年筆を親父くさく見せてると思うのです。旦那に言ったら「そもそも万年筆自体が親父くさい」と一蹴されてしまったが。
あと、キャップを外すときに軸尻の吸入用の回すところが回ってしまう。これは個体差かもしれないけど、そのたびにびくびくした。
全体的な印象はいまいちだった。期待しすぎていたのかもしれない。そもそも、フォークナー先生はタイプライターで執筆なさってたと思うんだよね。ソースはないけど。「野生の棕櫚」でそんな感じの記述があったし。
一応Fが入荷したら連絡貰うようにはお願いしたけど、ブッチするかもしれない。それよりもディスプレイにあったスーベレーンの方が艶かしく私を誘ってるような気がした……!
しかしなぜこんなにも盛り上がらないのだろうか。一人祭状態です。作家シリーズの最高峰はプルーストだと思う。
書いてみた感じは「モンブランだなあ」の一語に尽きた。13万円もするのだからマイスターシュテックとは何かが違う素晴らしい書き味に違いない、と思い込んでいたのかなあ。書きやすいんだけどなあ。あと、ホワイトスターがでかくて自己主張しすぎwwww
ついでにモールスキンの代替品として注目してたクオバディスの新ライン「アバナ」も手にとって見たが、確かにモールスキンのラージよりも全体が1cmずつ大きい。なんかこう、「うわあ……」と言う感じ。どうせ同じようなの作るならサイズも同じにして欲しかった。紙はクリームで裏抜けなんかしなさそうだったけれども、じゃあ代わりにこれ使う? って言われても困ってしまう。
あと、表紙は柔らかくてしなる。180度ちゃんと開きそうだったが、使い込まないといけないかも。
とにかくこの微妙な大きさがなあ! なれちゃえばいいんだろうけど。あと横罫は細めだった。太字万年筆にはむかなそう。
なんとなく、いろんな意味で微妙な行軍だった。期待してた分フォークナーモデルには絶望した! クオバディスにも。モールスキンの紙質向上しないかなあ。買い貯めてある分を使い切る頃には、代替品が出現していることを切に願う。

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