実家から猫を貰ってから6年ほどほぼ日手帳(カズン、avec)を使っていたのだけれども、持ち歩くわけでもなし、自分でカバー作ってみたり、そもそもカバーいらなくね……? と言うのもあったし、毎年出るほぼ日カバーはスルーできていた。今年までは。
開封して、一枚目の写真を撮ろうとした瞬間にやってきた猫。ちょっと毛羽立った感じの手触りが気に入ったらしくこの顔である。
正直、松本大洋は鉄コン筋クリートしか読んでなくて申し訳ないんだけれどもこれはスルーできなかった。神田(と言うか神保町)は新卒以来数年間通って古本屋と金ペン堂で散財しつくした思い出の街であり、白猫が可愛いかったから。猫がついてれば何でも買うと思うなよ。
表紙はざらざらした感じの布っぽい何か。スウェードみたいな、ちょっとしっとりした手触りでうちの猫が好きそう。内側はナイロンっぽい何かで、カードホルダーなど沢山あります。入れるもんはないけど……
渡邉製本のSEVEN SEAS CROSSFIELD(A5)入れてみた。さすがほぼ日手帳専用カバーと言うことで、このくらいの厚みでは余裕です。クロスフィールドもトモエリバーだし、ほぼほぼ日手帳と言っても過言ではないですからね……
閉じたらこんな感じ。大分余裕がある。バタフライストッパーはまだ平べったいまま。これを鞄に入れて持ち歩くとするとバタフライストッパーは必須ですね。万年筆を入れるには剥き出しすぎて不安なので、おまけで貰ったボールペンとか入れてお茶を濁すのがいいのかな。その点、WILDSWANSのOWLとかは万年筆使用前提だけあって、ペンホルダーの守りが堅牢でたいへん有り難い。
このようにフラップでくるんで完璧に守ってくれる。サイズ的には146がギリギリ入る感じだけど。もともとはキャップレスを入れてたからなんだろうけど、もっと太いのを入れてたら少しは革が馴染んで146くらいは入るようになっていたかも知れない。
白いし汚れそうだからカバーオンカバーを付けてみた。ビニールの匂いがすごい。あと、カバーのスリットいらないな……なんか入れたら折角のネコチャンが見えなくなってしまうじゃないの。
まあ、汚れるのも味だろうし、ビニールカバーには消しゴムのかすが怖ろしいほど貼りつくので、カバーは外しちゃおうかな……
しかし、バタフライストッパーがあるのにどうやってカバー・オン・カバーするのかなと思ってたら、こんな風になってたのね……さすが純正。上手いこと考えるなあ。
バタフライストッパーは大分大きめなので、中屋万年筆のシガーサイズが余裕で入ります。149も行けるだろう、多分……まあ、怖ろしいので入れませんけど。
ちなみに、今年前半はほぼ日手帳カズンのavecを使ってたんだけど、7月以降は止めている。単純に他にやることがあってそんな暇なかっただけなんだけど、来年からはどうしようかなーと迷ってる。日々、手帳に書き記すようなことが何にもないのも問題なんだよね。プライベートのスケジュールは真っ白だし、さりとて仕事の予定を手帳に書き込むのも癪に障るし……
結果、猫が粗相したとか吐いたとか変な格好で寝てたとかそんなことしか書いてない日記だか何だか分からないものができあがるわけです。それはそれで面白いけれども……毎日あった厭なこととかは書き残さないようにしてるので、猫が一番無難ですわ。
いっそほぼ日5年手帳でも導入しようかしらとおもったけど、そこまで記録することもないしなあーって悩んでる。毎日、特筆すべきこともないまま平穏に過ごせるのが一番幸せですよ、ほんと……
この松本大洋の「ねこと神田」オリジナル(文庫)サイズもあるんだけど、とりあえず使い慣れているA5にしてみた。本当は文庫サイズも欲しい……普通にブックカバーにもなるからね、あっちは……バタフライストッパーで鞄の中で本がひらいてぐしゃっと鳴る悲劇も避けられるし……
2021年は、ソール・ライターのカバーもあって、正直、それもちょっと欲しいんだよな……物欲って怖いですね。でもこの写真(Footprints)好きなんだよな。雪の写真が好きなんですよ。何でかは分からないけど。毎年限定版みたいなもんだし、買っちゃうか……(危険思想)
PCの背景が・・・背景が・・・
Lainじゃないですか。
懐かしい。
安倍先生の画集買ってたなぁ。
lainいいですよね……もう20年近く前になりますけど……時間の流れって怖い……!
ちなみに画集は私も買いました。こないだやってた原画展行きたかったけど行けなかったのが心残りです。