この満寿屋のノートとowlのノートカバーに入れようと思って薄型A5ノートを探してて、じゃあmoleskineのカイエでいいじゃん、と思ってたけどなんか『万年筆のための用紙』とか言われちゃうと欲しくなっちゃうじゃん、まあ350円くらいだいいか、と注文してみたのがリスシオ-1。メール便って便利ですね、たまに配達せずに燃やしちゃう配達員もいるらしいけど。
とりあえず、手近にあった万年筆で書いてみた。
書き味はシャリシャリした感じで気持ちがいい。さすが『万年筆のため』を謳うだけはあるなあ、と感心しきり。紙はクリーム色が好きだけど、インクの発色ということを考えればきっと白い方が『製作者の意図した色』を正確に再現してくれるのかもしれない。
確かに、満寿屋のMONOKAKIよりは筆記線が太く出るようだ。そして何より、ウォーターマンのブルーブラックが緑変しない!(これは美篶堂のノートでもそうなんだけど)
乾きも早いような気がする。吸水力が強いのかしら。書いてすぐページを移れる、縦書きにしても掌が汚れない、って重要なポイントだと思います。
だが、それが仇になることもある。
最近最も使用頻度の高いインク、R&Kのヴァーティグリーズでちょび髭がでてる……いや、このインクは結構な紙でにじむから仕方ないなあと思ってるんだけれども、これはちょっと豪快すぎる。裏抜けも結構してますし。
しかもインクがべちゃっと広がって薄く見える……この写真では伝わらないかもしれないが。
だったらインクを変えればいいのだけど、なんかこれ気にいってるし満寿屋ではたまにひげが生えるくらいで裏抜けもしないし、結果、リスシオをノートカバーに入れてMONOKAKIと一緒に使うのは諦めました。というか、後ろにもう一冊ノート差し込んだら、MONOKAKIの裏側についてる厚紙が意味ないじゃん、ということにも気づいて。
しかし、筆記感は面白い紙だった。せっかくなので落書きに使おう。無地だから縦書きとかしちゃおう、インクの発色テストとかどんとこい、ていうか水男BBが緑変しないってすごい!
……とか思いながら、結局ノートカバーにはMONOKAKIだけが入っている。最初は硬かったけど、鞄の中に入れっぱなしにしておいたら結構柔らかくなった気がする。年単位で掌になじませたい。でもペンホルダーには何もさしていません。146でぎちぎちの微妙な太さだぜ。145が欲しいと思っているのは内緒だぜ。