満寿屋ノート『MONOKAKI』

Masuya Note
日曜の朝、ブログのコメント欄で「満寿屋のノートが発売されている」との情報をいただき(Palermoさんどうもありがとうございました)、その日の午後には銀座へ出向いていた、っていう、ね……特異的な状況でのみ発揮される自分の変な行動力が怖いよ……!
さてこのノート。フルハルターさんのサイトにあるように、満寿屋とか色々コラボで出来上がっているらしい。しかも、WILD SWANSのノートカバー『OWL』での使用も想定されている。
具体的には、ノートカバーをかけると、カバーの折り返しが段差となって最初と最後のページが描きにくいではないか、という重箱の隅をつつくような不具合を解消すべく、ノート自体の表紙と1ページ目の間に厚紙が挿入されている、というもの。もちろん裏側にもあるので最後の1ページでも安心。詳しくは商品紹介ページとかC.O.U.ブログのこの辺のページとか見たらいい。
厚紙作戦は、以前美篶堂のノートで自作したことがあるが、簡単な細工のようでいて、実は結構効果は絶大だったりする。マスキングテープで厚紙を張り付けただけだから見た目が残念になってしまったが……。『MONOKAKI』の厚紙細工は美しいです、大丈夫。
Masuya Note
厚紙以外にも大分凝った作りになっていて、表紙の模様は実は切り絵だったりとか、罫線と無地で模様が違ったりしている。写真は無地の方。罫線は9mm罫なので私にはちょっと太くて買うのをやめた。万年筆(太字)での筆記を想定しているようだから、9mmは妥当な所かなあ。7mm出してくれたらまとめ買いするのになあ。
こだわりとして、ノートの裏面にバーコードが印刷されているのもなんだか美観を損ねそうだから、トレーシングペーパーみたいな薄い帯にその辺をまとめて印刷するようにしたのだという。
中身の方。
買ったばかりなのでちょっと硬いけれども、使い込んでいけば普通に180度開きそう。まだ折り目を付けるのが怖いから力は入れていない。紙の綴じ方はモールスキンと同じ感じ。作りは丁寧なので、背割れとかはなさそう……昨夜も1冊モールスキンの背割れを修理したので、これは切実な問題でもある……
ページ数は80枚の160ページ。モールスキンは86枚192ページなのでMONOKAKIの方がちょっと薄い。90枚くらいにしてほしかったような気もするが、まあ些少なことですね。満寿屋用紙なので80枚あってもかなり薄く感じられる、いっそ物足りないくらいに。
値段は、A5サイズで税込1,050円。罫線ありだとちょっと高い。罫線の有無で値段が変わるのってなんだか新鮮だなあ。これを高いとみるか安いとみるか……ノーブルノート、MDノートよりは高い。だが、私が持っているすべてのインクで滲み、裏抜けがない事が証明済みである満寿屋の安心感。まあ、美篶堂のハードカバーケースノートのリフィルもそうなんだけどな……こっちはA5サイズで787円。ウォーターマンのブルーブラックがあんまり緑変しない紙でもある。多分、満寿屋は厚紙の分だけ高いんだよ……
試し書きはまだしていない。満寿屋と同じ紙なんだから、同じ書き味なんだろうよ。触った感じも一緒。色はクリーム紙の方と同じっぽい。
インクの吸収が早くて、心持ち細めな筆記線。引っ掛かりはなく、ぬらぬらつゆだくが好きな人にはちょっと物足りないかもしれない、そんな満寿屋用紙。その分速く乾いて縦書きには向いてるんだろうけどさ。フロー過多なペンでも右手が汚れにくいし。
で、開発者サイトに『OWLでの使用も想定している』と明記してあるように、今度C.O.U.でノートカバーを購入すると、ノーブルノートの代わりにこの『MONOKAKI』がついてくるらしい。ノーブルノート入りの在庫がなくなり次第切り替えるって言ってたよ。
問題は、このノート。通販などで手に入れられるようになるのだろうか。まさか毎回銀座まで買いに行くのか……? まだC.O.U.サイトでその様子はないが、売り出してくれないかなあ。革製品専門店でノートだけ買って帰るのって勇気がいるよな……そして誘惑に打ち勝つ強い心も。
まあ、1枚目の写真を見ていただくと解るように、もう誘惑には負けちゃってるんですけどね。
[2010.09.10 追記]
ノート、楽天で買えるようになってました。コメント欄で教えていただきました。どうもありがとうございました。

満寿屋ノート『MONOKAKI』」への8件のフィードバック

  1. そっかー、また新しいノートが出たんですねー。
    東京はいいなー。
    大阪(神戸ナガサワ含む)はどうしてもこういう商品の入手性は悪いっすからね。
    それより何より、とにかく私はクレールフォンテーヌの90kgの無地ノートがほしい。すごくほしい。今なら10冊でも20冊でもまとめ買いするのにな。
    それでも代理店は輸入してくれないそうです(代理店にメールした)。くそぅ。

  2. >ウサっ子三昧さん
    今回は『東京に住んでてラッキー』と思いました。
    クレールフォンテーヌって、Amazon.frとかで買えないんですかねえ。先日DVDを購入したら、以外と早く着きましたよ。まとめ買いしたら送料ただになるのかしら。
    気に入ったノート、探すのも大変ですよね……

  3. このノートの詳細が知りたくて、検索してこちらにたどり着きました。
    私が知ったのは雑貨と文房具のネット通販のサイトだったので
    お知らせしますね。
    http://item.rakuten.co.jp/shirotsume/note0132/
    通販を使うしかない田舎に住んでいるので、深崎さんの様に
    詳細が書いてあると助かります。ありがとうございます。

  4. >こんにちはさん(で、いいのかしら)
    初めまして、コメントありがとうございます。
    ノート、通販で買えるようになってたんですね! 情報ありがとうございます。これで銀座まで行かなくて済みます……!
    私の方も、お役に立てたようでなによりです。今後もよろしくお願いします。

  5. 楽天での通販情報を得て通販してしまいました。
    や、予備が欲しかっただけですよ。
    無地も欲しかっただけですよ・・・
    クレールフォンテーヌは今まで知らなかったのですが、調べてみたら、コクヨがなんか出したみたいですね。
    コクヨ製「クレールフォンテーヌ」ノートが誕生って記事がありました。
    発売は・・・9月7日・・・
    日本仕様はずいぶんと鮮やかな感じになっていますが。

  6. >Palermoさん
    予備は必要ですよねー。罫線は買ってないんですが、どうですか? 無地はあれですよ、原稿用紙の裏を再利用している感覚……
    クレールフォンテーヌはずいぶんご無沙汰してますが、あのノートに『コクヨ』って書いてあったら何となくがっかりするような気がするんですが……

  7. Palermoさま
    横レスで失礼します。ウサっ子です。
    コクヨのサイト見てきました。クレールフォンテーヌのべラム紙が大好きなので、これは歓迎すべきことなのですが、いかんせん横罫だけしかないのがネックですねぇ。
    これで無地が出てくれたらありがたいんですが。
    心斎橋のカワチ画材店のオーナー曰く「無地は横罫の10分の1ぐらいしか売れない。海外で展開していても日本では売れないので代理店が入れたがらない」って話をしてました。
    ここに、こんなに確かな需要があるのにー!!!

  8. >ウサっ子三昧さん
    こうなったらもう、クレールフォンテーヌの表紙にますやのノートを入れる魔改造をするしかないですね……!

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