2012年に買ってから、ほぼ毎日鞄に入れ、通勤ラッシュの圧力に耐え、猫の攻撃にも晒されてきたペンケースの経年変化がこちらです。
フルハルターさんの4本差しペンケース「quartet」ですが、今まで中のペンに傷がついたことなどもなく、大変堅牢かつ美しいもので大変満足。しかし今は通勤してないのでこちらにもお休みをしていただいている次第。
全体はこんな感じ。傷だらけなのはともかく、たまにミンクオイルをすり込むくらいで(数年に一度レベル)何もしてないんだけど、赤がいい色味に落ち着いてきたのではないか。
ちなみに、新品の時の色はこんな感じだった。
昔書いた記事があったのでサルベージもしておく。
・購入時(2012年4月)
・1年半後(2013年9月)
執拗な猫の攻撃にされされた部分。なんか、革の噛み心地がいいらしく隙あらば噛んでいる。いずれ噛みちぎられるんじゃないかと思って、最近は隠している。
サイズ的には、中屋のシガーロングは頭がちょっと出るけど、モンブランの149とかだったら綺麗に収まる。キュリダスもいけた(ちょっとびっくりした)シンプルであるが故に使い勝手もいいし、まあお高めの万年筆1本買える金額ではあるけど、かれこれ8年? くらい使い倒して、まだまだ全然使えそうなのでお値段以上の価値はあるのではないでしょうか。なにより万年筆を安全に守ってくれるところが好き。満員電車での安心感半端ない。
万年筆もちゃんと修理すれば前回の東京オリンピックの頃に作られた奴が普通に使えたりして、そういうとこはやっぱりいいなあと思うのです。もっとも受け継がせる相手がいないので私の死後はどこかの委託販売のショーケースにひっそり並んでるか夢の島に直行するかだろうけど……まあ、それもまたいいかな、ともちょっと思ってる。
いい感じにエイジングしましたね!
しかも堅牢さも失われていませんね。
よい革製品は時間がたつにつれますます磨きがかかってくる感じでいいですよね。
そーなんですよ、いつまで経ってもへたれないんです。さすがです。
手前味噌ですが、猫の噛み痕もいい幹事になってると思うんですよねーw
え、あ、いや、今度は滑から育ててみたいとか、全然思ってないですけど!