ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
Mac用RealForce(静音モデルAll30g)

Mac用RealForce(静音モデルAll30g)


正直発売日にポチって今日まで使ってみたけど、やっぱりリアフォですわね……初めてパーソナルコンピュータというものを手に入れてからn十年、頑なにWindowsユーザで有り続けたのはまあ仕事で使うってのもあるけれど、RealForceがMac対応してなかったってのもある(だいぶあった)

 

PC買うと大体ただで貰えるキーボードに3万とか頭おかしいんじゃねえの? って自分でも思うけど、万年筆趣味のみんなたちならきっと分かってくれると信じてる。使いやすい入力デバイスは使いやすい筆記用具と同じ。使いやすい入力デバイスは使いやすい筆記用具と同じ(だいじなことなのでry
今現在使ってるキーボード一覧は以下(この時点でもう頭おかしい)
・静音じゃないモデル変荷重(ブラック)
・静音モデル変荷重(アイボリー)
・静音モデル(ALL30g) ← これがMac用
ちなみに全部テンキー付きのフルキーボード。テンキーないととてもつらい。
Macのはキーのスイッチ位置を3段階で調整できるという噂のAPC機能ついてるんだけど、正直コレは別にいらなかった。下まで叩き込むタイプですし。ただ静音モデルが良かったというだけでこれにした。けれども、今となっては別に家でそんなに静かにする必要もないし、変荷重の方にすればよかったかなあとちょっと思ってる。ALL30g軽いけど軽すぎるような気がしないでもないんだ……そんなにタイピング速いわけでもないし……仕事で使ってるのが静音じゃないやつで、その感覚が一番馴染んでるんだよな(でも職場だと若干うるさい。カチャカチャッターンッ! てやりがちだから)
静音じゃないモデルのカチカチ感がとてもいいような気がしている。でも静音のサクサクした感じも好き。ちなみに私の印象だとキートップがブラックとアイボリーでも打鍵感が違うように思うから、購入前にはモデルだけじゃなく色も重宝試してみたほうがいいと思う。アイボリーのほうがサクサク感がつよい(と、思う)手脂とかは絶対ブラックの方が目立つけどな……
と、言いつつもALL30gは店頭で一度も触らずに買ったった。変荷重モデルのAキーあたりをひたすら叩いて自宅でイメトレして買ったから大丈夫だけど。当時の自分を客観的に振り返ると空恐ろしい気持ちがしますね。薄暗い部屋で一人電源の入っていないPCに接続されたキーボードのAキーだけを無表情に連打している自分……
でもMacのMagic Keyboardも好きなんだよね……あのペチペチ感がとてもいいんだけど、やっぱり長文打つのはしんどい。おじゃれブログの下書きとかならいいんだろうけど(雰囲気込みで)プログラムとか組み始めたら3分くらいで切れそう。
おしゃれといえば、今回リアフォは頑張ったなと思いました(上から目線で)デザインがね。いつものザ・業務用!
じゃなくなってそこはかとなくおしゃれ感漂う見た目になって大変満足です。iMacの下においても違和感ないもの(たぶん)
PC回りでは本体よりもキーボードが重要ではないかと最近は思ってるので、文字打ちヘビーユーザー様に置かれましては騙されたと思ってRealForce一度使ってみたらいいと思う。そんでユーザーが増えたらMac用の静音変荷重モデルが発売されるかもしれないからね。万年筆のインクだって知らぬ間にあんなに増えてたんだから、高級路線キーボードだってユーザが増えれば製品も増えるかもしれないじゃん……無線とか。今なら高級キーボードがM800の半額以下のお値段で! みたいな。
あと、最近WindowsからMacに乗り換えて地味に困ってるのが、Shift+Insertで貼り付けできないことと、日本語入力切り替えキー(全角半角キー)が左上に無いこと。リアフォMac用はWindowsモードというのが搭載されていて、左上キーを全角半角キーとして使えるようにもできるらしいんだけど、当然Macに接続していては使えないわけで、ほんとそれだけが不便。一番使う機能だからめっちゃ不便。べつにリアフォのせいじゃないけど。窓と林檎が仲悪いせいだよいい加減に統一しろ。
2018年12月にリアフォのMac版が出ると聞いて以来、半年弱待ち望んだかいがありました。なんたって、その間にiMac買って準備してたんだものね。まあその間にHHKのType-S買っちゃったけど。今はつないでないけど!
ちなみに万年筆のインク、今ヴァーディグリーズしか使ってない。でも1本だけフローが安定しないので月夜を淹れてみようかなあと思っているところです。いろいろ使ってみたけど結局落ち着くところ(ブルーブラック)に落ち着くものなんだなあ。でももう一回くらい変な色ブームくるかも。紫とか。

2 Comments

  1. Palermo

    キーボード、高いのかってしまっているので気持ちわかります。
    どうせキーを叩くなら、気持ちいいほうがいいですから。
    さてさて、本当に今日偶然なんですが、渋谷のbunkamura7階(東急?)の丸善に行ったんですよ。
    そしたら、廃盤になっていた丸善ダックノートが丸善150周年記念で限定復刻されているじゃないですか。
    とりあえず、人身御供として買ってみました。
    今回はサイズ2種類、どちらも方眼でした。
    で結論から言えば、残念な感じでした。
    万年筆で使えるって売り出しだったのに、やっぱり裏抜けとインクによっては滲みがありました。
    あと、滑りが著しく悪い気がしました。
    とりあえず、細字かつsalixなら許容範囲かな。

  2. 深崎

    > Palermoさん
    ご無沙汰しております。いいものはいい、とは言え、リアフォが4個ある現状はちょっとおかしいなと自覚しております(うち1個は猫がケーブルを食いちぎりました)
    ダックノートまじですか。フールス紙なのに……? いや、最近渡邊製本のフールス紙のノート使ってるんですが、それもヴァーティグリーズだと裏抜けはするので、もしかしたらフールス紙自体が裏抜けする……?
    まあヴァーティグリーズ使ってるほうが悪い気がする。でもあの色味好きなんですよね。しょうがないのでちょっとくらいの裏抜けは許せるように成りました。でも滲むのはいただけないですね。前のダックノートはよかったのになあ。無念です。
    渡邊製本のBOOK NOTEと、KUNISAWAのノート、フールス紙でA5があってとてもいいです。あと渡邊製本は最近CrossFierldというトモエリバーのノートも出していて、ようやくノートジプシー脱却できてきて精神が安定してきました。CrossField無地出してくれないかな。

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