続・Montblanc No.142

Montblanc No.142
予めペン先に傾斜のついたオブリーク。OBBと言う変態ペン先を買ってしまったが、意外と私の書き癖に合っているようだった。
ウエストがかなりくびれている上に、ペン先の金属板はぺらっぺら。ちょっと力を入れるとすぐに切り割りが開き、最初の内はびくびくしながら書いていた。
だが力加減に慣れてくると、なんかすごく楽しい。指先に入れた力がダイレクトにニブに伝わる感じ。これははまるわ、ヴィンテージ。現行モデルの中では柔らかいとされるモンブラン146の軟らかさとは異質。146はペン先全体が筆記時の衝撃をやわらかく吸収してくれている感じなのに対して、142はペン先の金属がたわんで力を溜めている感じ。
分かりにくいだろうが、とにかくふわふわした書き味が楽しめる。
ただ、あまりに頼りなく金属のたわみに依存しているので、いつこれが反対側に「ぱきゃっ」と行ってしまうか気が気じゃあない。慣れるまで手首に異様な力が入ってしまった。これでは腱鞘炎が再発してしまう。いや、もう大丈夫だけど。
そしてオブリーク。OBBと言うことでかなり太いのかなあと思いきや、意外と細い筆跡。7mmノートに余裕で書ける。普通のBニブの方が太いくらい。筆跡もスタブっぽくなって楽しいし、微妙に字が上手くなったように見えるので嬉しい。
インクはとりあえずモンブランの黒を入れた。このスタブっぽい筆跡には濃淡が綺麗に出るこのインクがいいと思うんだよね。青系も考えたが、やっぱりここは渋く黒でいこうと。
あと材質がセルロイドなので、鼻を近づけると独特の匂いがする。これは習字の時に嗅いだ墨の匂いだ。大好きな匂いなので気になりはしない。にやにやしながら嗅いでいる。

続・Montblanc No.142」への3件のフィードバック

  1. お~正にスタブっぽい感じの筆跡ですね。横線は細すぎず太線も極太ではない。文面からもビンテージものの柔らかニブの感じが良く伝わってきます。
    インクはモン黒に来ましたね。羨ましぃーっす。
    私も某所でペリカンのビンテージOMを試筆したのですが、自分に折り合いが付かず見送りにしました。悔し紛れではありませんが、パイロットカスタム74のMSニブをゲットしてしまいました。トホホ・・・。
    でも現行品にしては柔らかめのニブで結構気に入っておりますデス。

  2. 黒は正統派。正しい選択だと思います。実は、僕もBIGREDを手に入れて、純正の黒を入れています。ペン先が書き出すとゆっくり開き、いい具合です。残高が減り続けです。(笑)ちなみにP1000緑も持って所有しています。恐ろしい!!

  3. >takayaさん
    私もどうもヴィンテージ・ペリカンとは折り合いがつかないのです。なんでだろう。普通に書きやすすぎるからでしょうか。パイロットカスタムおめでとうございます。やわらかいのかー。まだパイロットには手を出したことがありません。ミュージック興味あるけど、多分使いこなせない……
    >しげさん
    残高って容赦ないですよね! 数字だし。来年は自重するぞ、と毎年心に誓うんですが。
    M1000はじゃじゃ馬ですねーイメージ的にはおっさんですけど。乗りこなせるかしら。ちなみに黒はモンブランとウォーターマンが好きです。

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