ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
Faber-castell オンドロ・ウッド

Faber-castell オンドロ・ウッド

木軸ペンシルにはまって久しいんだけど、結局奴らは仲間を呼ぶんだ……軸の素材としては真鍮→木軸、みたいな遷移はあってそのたびに仲間を呼ばれると困るんですけど……

こちら、ファーバーカステルのオンドロ・ウッド。ペン先ギリギリまで木で攻めてる姿勢に一目惚れ。しかし微妙にマイナーすぎるのか、発売日から時間が経っているせいか、ネット通販軒並み品切れ。サイト上で在庫有りでも注文したら「実はありませんでした」とか結構あった。
もう諦めようかな……と思ったときに、そういえば六本木にファーバーカステルの旗艦店あるじゃん、と思いだして、行ってみたら在庫めっちゃあった。木目まで選べる始末。さすが旗艦店。六本木すごい。

六角形の素敵なヘッド部分をかちっと回すと芯が出る。最初使い方わかんなくて焦ったw
1回かちっとすると1mmくらいでるかな? ノック式ばかり使ってたので新鮮で面白いです。出すぎた芯を戻すには、かちっとした状態で芯を押し込む。たまに戻らない。

芯の太さは0.7mm。0.5mmに慣れてると微妙な太さだな? と思うけど、英語圏だったら確かにこっちの方がいいのかも。英語書かねえけど。
しかし、文字を書いてる分にはそんな0.2mm程度の違いをことさら意識する必要もなく……細かい描き込みは0.3mmでやればいいだけの話だし。文字やら設計やらを書き殴るにはこのくらいの太さがあった方が勢いがついてよろしいと思います。

ちなみに、お店の人に聞いたんだけど、ファーバーカステルの芯は気持ち硬めなので、自分の使いたいやつの1ランク上の濃さを選ぶとよいらしいです。私はBくらいがよかったので2Bを購入。4Bでもよかったかなと思ってる。
ファーバーカステルの芯はケースがかっこいいけどあんまり本数は入ってない(割高)……

木軸は、多分表面処理とかあんまりしてないタイプで、木肌そのままの手触りで最初はちょっとざらざらしている。角も鋭角で手に当たると食い込んでちょっと痛いくらい。これが経年変化で艶が出て過度に丸みもついてくるんだろうな……と思うとちょっと楽しい。私はつるつるしてない木肌の手触りが好きなので……むしろ他のは処理しすぎなんだよ……つるつるしてるのもそれはそれで好きだけど……

最近はもう、手に直接触れるものは触感で選ぶことが多くなってきた。大体何でも手では触るけど、特に筆記具? というか、脳から手を通じてアウトプットするツール? かな?
キーボードとかもそうだけど、アウトプットする時、何かちょっとでも引っかかりとかない方が中身がすんなり出てきそう。脳から。脳髄から。

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  1. Pingback: ファーバーカステル オンドロ 万年筆 – 夜の果てへの旅

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