最近話題の飾り原稿用紙を買ってみた。ラインナップのうち、黒雷公、波抹茶、桃雲流、蔓葡萄、港煉瓦まではまあまあスルーできたんだけど、碧翡翠で駄目だった。カワセミ可愛いよカワセミ……猫と鳥モチーフに弱いんだよ……正直、黒雷公が黒猫だったとしたら、多分ダースで注文してた。
罫線の色は碧翡翠って言うだけあって、緑寄りの青……確かにカワセミの羽の色に似ている。好きな色なんですよ、そしてカワセミが可愛い(三度目)
紙自体は薄いのに、手持ちの滲みそうなインクを片っ端から投入しても髭すらも出なかった。R&Kのヴァーディグリースは流石にちょっと裏抜けしたけど、原稿用紙だから関係ないし。
インクは向かって右から順番に
・R&K ヴァーディグリース
・モンブラン ラベンダーパープル
・モンブラン ブルーブラック
・Diamine ブルーブラック
・モンブラン トワイライトブルー
・ウォーターマン ブルーブラック
ウォーターマンのブルーブラックが緑変しないのには驚いた。モンブランのトワイライトブルーの方は割と緑に変わってるのに。同じ緑変仲間でも組成が違うのか。
紙はキンマリSWだそうで、表面はつるつるしていて引っかかりがない。使い込んでないペンだと1画目でインクスキップが起きることもあった。けれども、書き味自体は満寿屋(クリーム紙・ざらざら)よりも相馬屋(つるつる)に近い。相馬屋はしっとりしてるけど、こっちは張りがある感じがする。
何より、カワセミが可愛い(四度目)から、書いてて楽しい。手紙などにも使えると言うことだけれど悲しいかな手紙を出すような相手はいないのですけどね……結果、写経じみてくる。わたくしのようなひきこもりがこんな原稿用紙などを買ってしまって生まれてきてすいません。
綴じてない一枚紙なので、使う時には下敷きが必須なのがちょっと大変。デスクマット欲しい。さっきは、相馬屋の原稿用紙を下敷きに飾り原稿用紙に文字を書くという、贅沢なんだか貧乏なんだかよく分からないことをしてしまった。善き哉善き哉。
ご利用ありがとうございます。
天糊などにせず、1枚ぺらで販売しておりますのは、監修の小日向さんとの話し合いでこうなりました。理由ですが、常に原稿用紙を2~30枚重ねて書きたいとのご意向からです。天糊してしまうと、だんだんと枚数が減ってきてしまいますので、あえて天糊をしておりません。
今後とも、ご利用のほど、よろしくお願いいたします。
>あたぼう佐川さん
コメント有り難う御座います。
成程そういう理由があるのですね。糊付けしてある原稿用紙を順番に捲っていって最後の一枚を書き上げるのもなかなか趣があっていいものですが、ペラいちを重ねていくのも楽しいです。お答えいただいて有り難う御座いました。カワセミ可愛いです(五度目)
カワセミ、実物はもっといいです(笑)