中屋に入れた文具ボックスのブルーブラックインク・4B……コンバータの中でいい感じに熟成したら、こんな雰囲気になりました。
ちなみに、ニブはミュージック。意外と面白い書き心地で、さらにインクの粘度が(多分)高めなものだから、なんともにゅるりとした感触が楽しめます。ただ、速記には向かない。ペンポイントが広い分引っかかるというか抵抗感が高めというか。やっぱり『ミュージック』というだけあって、ゆっくりと楽譜を書いたりカリグラフィーしたりする方が向いている。縦書きよりも横書きの方がスムースだと思う。
ザ・レッドフラッシュ。
吸入直後はそうではなかったが、やはり熟成してくるとぎらぎらする。セーラーの宿命なのかな……でも厭な感じではないので、これはこれで面白いと思う。使用した紙はライフのライティングペーパー。満寿屋の原稿用紙でもぎらついているので、これはもうそういうインクなのだと割り切るしかない。
ちなみに同じ文具ボックスの緑系インクのダンディズムは赤光はしないのだが、細字に入れてたらどんどん筆跡が細くなった。なんか相性が悪かったのかもしれない。いい色だから使いたいんだがなあ。せめて今度は中字くらいに入れてみようと思う。
ただでさえ欲しい万年筆がたくさんあるのに、特殊ペン先にまで
手を出したら金がいくらあっても足らんわ!
そんなことを思っていたあの頃
でも、いま手元にはスーベレーンM800のイタリックライティングが…
これ面白いわ、書き味遅いけど。
>ギャラードさん
全く同感でございます。いくらあっても足りませんでしたので、これからはもう中字でいいんじゃね? と自分を納得させています。多分自分には中字が一番合っているはず。はず……(自己暗示)
『書き味が遅い』というのは言いえて妙だと思います。ミュージックもなんか、書いた瞬間よりも遅れてついてくる、みたいな……おもしろいですよ(誘惑)
イタリックライティングで書いた字体は何かに似てるな~
横線が細く、縦線が太いのは…
あ、あれか
フェルトペンで模造紙に書いた感じ
と思ったら、ありがたみが薄れてきた
書き味遅くて面白いのも、サラサラと書ける万年筆とは違うのはどうよ?
5.4万円も出してもう飽きるとか我ながらワラス
といってもミュージックは買いません(キリッ
>ギャラードさん
まあ、このご時世、使いやすさだけで考えたらボールペン使えばいいわけだし、万年筆など完全に趣味の領域ですから……仕方のないことかと……
ギャラードさんのおかげでイタリック欲しい気持がなくなりました。ありがとうございました。