最近こればっかり使ってる。
ROHRER & KLINGNER(ローラー&クライナー)のヴァーディグリース(Verdigris)
ボトルインクを買うのはもう何本目か分からないけどめちゃくちゃ貢いでる。国内よりも海外から個人輸入する方が若干安かったけど、コロナ禍でちょっと控えてる。まあ普通に国内でも手に入るからいいんだけど。
トモエリバーに書くとこんな感じでちょっとトーン暗めのブルーブラックなんだけど、乾く前は若干緑がかったとても美しい色です。乾く前も乾いた後も好き。あとフローはめちゃくちゃいい。フロー良すぎて大体の紙で裏抜けするんだけどね、もうそれでもいいや、って思うくらいにはヘビーローテーションしてる。
フールス紙に書いてこのざまです。逆に裏抜けしないトモエリバー凄くない? っておもう。裏抜けしない分乾きが遅くて吸い取り紙ないとひどいことになるけど。
それにしても、そんなじゃじゃ馬なところをさしひいても、一番お気に入りのインクなのです。洗いやすいしさ……インクを水で洗うと何故か赤紫が沸いて出てとても綺麗です。手についたインクも石けんで洗えばすぐ落ちるし、万年筆にも優しいインクだと思われます。
ここ最近毎日使ってる万年筆。インクは全部ヴァーディグリースです。ペリカンのM800だけエルバンのグレイッシュグリーン(VERT DE GRIS)入れてるけど……右手は一本なんだしインク入れてるの多くない? って思うけど、まあ万年筆を持ち帰ると気分が変わっていいですよ。おすすめです。書き味が変わるので思考が切り替わる感じ。
それにしても、最近はモンブランの149ってやっぱりよくない? って思い始めた。原点回帰?
もとも太軸万年筆画好きなんだけど、結局149って基本的すぎて隙がなくない? 黒軸に金のリングとか、ザ・万年筆って感じがして、流石にフラッグシップモデルだけあって無理なく手に馴染む感じが……まあこれはサイズ感にもよるんだろうけど。
ペン先も可愛い。これはEFですが、F位があったらいいなあって思う(物欲が)
これ買ったのももう10年以上前になる(はず)だから、いい加減現行品とも違いが出て来たりしてるのかしら。万年筆って長持ちするなあ。万年って言うだけあるよね……これだけ長持ちするなら多少高くてもしょうがないよね……(そして泥沼へ)
ちなみに上の方の写真に出ている146は金ペン堂で買ったやつだった。金ペン堂でモンブランの扱いがなくなる前に、ってことで駆け込んだのをよく覚えています。もう何年前のことかは思い出したくもない、そりゃあ体中にがたが来るわけです。加齢って怖い。何よりROGANが怖い。4Kモニタがしんどくなってきてるからね……手書きは目に優しいからいいよね(ハヅキルーペの導入が待たれる)