ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
LAMY スクリブル(廃盤)

LAMY スクリブル(廃盤)

LAMYのスクリブル、3.15mmは持ってたんだけど0.7mmのペンシルも欲しいなあ、って思ってたらまさかの廃盤。これ持ちやすくて好きだったのに……と言うわけで、ふと思い出したときにネットで探してたらちょっとだけ在庫復活してたので買った。Amazonで。定価より若干高目で。まあ廃盤品だからな……

3.15mmの方にはカランダッシュのFIX Pencilの替え芯いれてる。なんなら本体より割高な替え芯だけど、書き味がもの凄く好みでつい買ってしまうんですよね……3.15mm2.0mmは常備してる。シャー芯よりは長持ちするので、まあどうせ趣味なんだしちょっとくらい贅沢してもいいか……と……あと好みといえば、ファーバーカステルも好き。

0.7mmの方は、ノックするとガイドパイプごとにゅっと出てくるタイプ。これはいいですね。ペン立てに放り込んだときにガイドパイプがぼきっと逝く可能性が多少なりとも軽減されて。扱いが雑なのは仕様です。

クリップは外す派。

ペンを回しながら書く癖があるので、位置によってはクリップめっちゃ邪魔なので。あと太軸短めのペンは後ろの方を持って書くことが多いので、クリップ外せるのはポイント高いです。

3.15mmの方だけ、ノックボタンの下にギザギザ入ってる。理由は分からないけどなんか多分きっとあるんだと思う。写真には撮り忘れたけど、0.7mmの方にはノックボタンの頭に「7」って書いてあるので上から見たときにわかりやすい。

あとは、3.15mmの方だけボディがへこんでる。これが持ちやすさの要因のひとつになってると思ってたんだけど、へこんでない0.7mmの方も持ちやすかったので……あるのとないのでは大違いだけど、まあどっちも良かったです。

持ち方のポジションを強制されない分、ない方が若干好みかな、とも思ったけれども。

マット加工の感触はどちらも同じ。滑らなくて大変よろしい。

実際の書き味だけれども。

内部ユニットが金属系で重めのものだと、字を書いたときに内部が微妙に振動してちりちりちり……って鳴ることがあるじゃないですか。ボディが全部硝子でできてるガラスペン使ったときと似た感覚……あれがもの凄く好きなんですよ。伝わるかなこれ。あのかそけき音色。私が金属軸を好む理由がまずそれです(金属じゃなくても鳴るやつもあります)

このスクリブルはね、その音が大変良い。いい感じに鳴ります。買って良かった……多少のプレミア価格を出しても……これを嫌う人もいるのは知ってる。でもいい音なんだよ。金属軸は全て鳴るわけじゃないから賭けなんだけど、当たるととても嬉しい胴鳴り(っていうのかなあ)(なんとなく、内部ユニットの固定がちゃんとできてない所為じゃないかと思うんだけど……)

まあ残念ながら廃盤なんですけどね。ちなみにボールペンは持ってない。こうなってくると、LAMY2000も欲しくなってくるなあ。胴鳴りするのかな。

ちなみに今のところ、私の好きな芯ホルダーはカランダッシュ フィックスペンシル(2mm)とLAMY スクリブルです。KAWECO スペシャル(ブラス)の2mmも嫌いじゃないけど……結局、オーソドックスな六角軸が一番使いやすいっていう。子供の頃からシャーペン派だったからそれほど鉛筆の形に馴染んでるわけじゃないのに、やっぱり何かしらあるんでしょうね、人の手に馴染みやすい形状というものが。カランダッシュさん流石です。

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