5月の中旬くらいに金ペン堂に電話して、予約してました……
2016年の限定は紫、しかもマット加工と来ればスルーするのは無理だった。
サファリの限定と言えば、2008年のライムグリーンと2011年のアクアマリンだけ持ってたんだけど、大体4年ごとに買ってる計算になるな……オリンピックイヤー?
今回はペン先も黒なんですね。まあ色がついてるだけで書き味が違うとかは全くない訳だからどうでもいいっちゃあいいいんだけど、単純に黒の方がかっこいいと私は思う。
インクもね、アクアマリンだから青だとかライムグリーンだから緑だとか、じゃあダークライラックだったら紫だろう、ってこの、何のひねりもない感じ? ひねりなさいひねりなさいと嘉門達夫に言われちゃう。しかも字幅は全てMですよ。金ペン堂に注文してから気付いたよ。ぼかぁバカですね……
サファリは会社で設計とか書き殴るのに丁度いいんだけど、今日、久し振りに真面目に原稿用紙に向かってみたら、なんか尻にはめたキャップの段差が指の股に当たって痛い……サファリってこんなサイズ感だったっけ。他のと比べても同じサイズだったけど。矢っ張り机の高さとか紙質とか使う場所とかで印象は変わるものなんだなあ。
もともとサファリは鉛筆みたいな感じでがしがし使うのがいい。かしこまって机に向かっていざ、って感じではない。あと打ち合わせとかで使ってても、「うわあ……」って生温い目で見られない、ぎりぎりのボーダーラインにある万年筆であると思う。
今回も金ペン堂で買ったので、インクフロー等全く問題なかった。良い個体だと思われます。そして数年ぶりにいった金ペン堂では看板と内装が変わっていて、何だか、昭和の雰囲気から闇市感が抜けて三丁目の夕日テイストになっていた。これ、伝わりますでしょうか。あと犬がいた。色々変化してゆくのだなあとしみじみ思いつつ、三省堂でコンバータ買って帰宅。やっぱり神保町は東京で一番好きだ。