ここが終点と思っていても、おかしなことに、いつもいつも、終わりが始まりだ
マッジョーレ コレクターズボックス

マッジョーレ コレクターズボックス

マッジョーレ1
今までは万年筆の保管にマッジョーレのペンケース(ロール・6本タイプ)使ってたんだが、とうとう入りきらなくなってしまった(ニヤニヤしながら)、ので、どうせなら衝撃に強いコレクターズボックスを買いましょうと物色していたところ、結局再びマッジョーレのコレクターズボックス(ブラウン)に落ち着いた。
ほとんどのコレクターズボックスは、まあ見せびらかすためなのか、蓋の部分がガラス張りになっている。それはそれで眺めて悦に入るのも楽しそうだが、もし落とした時にどうする? とか考えた。
そもそもコレクターズボックスって『死蔵』ってイメージがあるからいやだなあ、ペンケースがいいよなあ、と思って3日ほど探したがイメージにぴったりのケースは売り切れ・今後入荷の予定なし、あるいはオーダーメイドで18万円、と手も足も出ない。それに万年筆の軸をゴムで締め付けるのは忍びない、しかし革では太さのつぶしがきかないのではないか、と逡巡した揚句、夢にまでうなされて、コレクターズボックスに行き着いた。
しかも机の引出しにしまいたかったので、下段が引き出しになっているタイプだと困る。いろいろ突き詰めて考えると、条件に合うのはこれしかなかった。
万年筆
とりあえず、持ってる万年筆を全部並べてみた。ニヤニヤしてしまうのはキモいですが仕様です。
サファリとペリスケ1号2号は普段持ち歩いてるんだけど特別出演。あとは持ち歩くこともないし、だったらどっしりした箱に入れておいてもいいのかなあと。
中はバックスキンっぽく柔らかい素材で、間仕切りも取り外し可能な革張り。クッション入りの中蓋も付いているので、これでもかと言うほど万年筆を傷つけない。
マッジョーレ2
下段の方が少し広い作り。まだ空っぽですけど。
これは鍵付き。送られてきた箱を開いたとき、鍵が入ってないのに驚いた。蓋はかっちりホールドされてるのにね! もしや鍵は中に? でも鍵がなきゃ開けられないし……あれ、これって無限ループじゃね?
1時間ほど家にあるドライバー、ピンセット、ヘアピン等々使って何とか解錠しようと悪あがきをした挙句、諦めて放り出した。帰宅した旦那に泣きつくと、鍵穴の下半分をスライドさせてあっさり開けやがった。開いた口が塞がらないとはこのことだった。もちろん自分の馬鹿さ加減に。あの苦労は一体何だったのかしら……クレームメールとか書かなくてよかった……! と喜びをかみしめ、万年筆を並べて悦に入り、これから日記を書こう。ついでに引出しの中を整理して、万年筆関連のもの(ボトルインクとか)を全部集めてみた。我ながら気持ち悪いです。でも楽しい。
しかしこうやって並べてみると、やっぱり綺麗な色の軸をしている万年筆とかほしくなるなあ。ヴィア・ベネットとかドルチェビータとかさあ……まだコレクターズボックスには若干の余裕がありますから……
人の欲望は限りない。

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