年末年始、机周りの模様替えを敢行したのだけれども、寒いやらめんどくさいやら風邪を引いたり咳喘息になったりして、結局一度もパソコンの前に座ってなかった。まあ仕事では毎日触ってるけど、折角新しいモニタも買ったのになあ。
買ったのはDELLの24型ワイド LEDバックライト搭載液晶モニター U2415とか言う奴。買ってみて気付いたんだが、会社で使ってるのと同じ、ってのが、机に向かいたくない一番の理由じゃないのか……。元々使ってたモニタが1920×1600で、解像度合わせようとすると選択肢が意外と少なかったのと、ベゼルが薄くてデュアルモニタに向いている、との説明を鵜呑みにした結果こうなったんだけど……
それはそれとして、アピカの紳士なノートシリーズのハードカバー版が出てると知って、早速買ってしまった。最近は趣味の文具箱とか全く読んでなくて新製品に疎いというかアンテナ自体張ってなかったんだけど、これは……! と、テンションが上がってしまった。何というか、モールスキンの紙質が残念なことになって代替品を探しまくってた頃のパッションが蘇ったって言うか……あれはある種の熱狂というか祭りだったなあ、って……
最近は、紳士なノート(A5無地/クリーム紙)とWILDSWANSのノートカバーで鉄板だったんだけれども、なんか、後で見返したり保存したりするノートは矢っ張りハードカバーの方が使い勝手がいいな、と思い始めていて、RHODIAのウェブノートブックしかないかなあ……まだ無地は国内で売ってねえのかよクソが……とぶつぶつ言ってたら見つけてしまったもので、駄目だと思ったが物欲を抑えられなかった。
ゴムバンドついてるけど、どうせすぐなくしちゃうんだろうなと思った。あとスピンもついてる。ここまでアレに寄せてくるんだったらゴムバンドも寄せてくれたら良かったのに……あ、横幅はアレよりちょっと広めです。
今回はとりあえず方眼を買ってみた。このように、180度開きます。安心です。
あとまあ、個人的には白よりクリーム系の紙色が好き……。
罫線はグレーで、筆記の邪魔にならない控えめな美しさです。
インクの入ってる万年筆を総動員してみたが、見事に同系列のインクしか入ってなくてがっかり。書いた感じは普通のソフトカバーの紳士なノートのシルキーと一緒。つるつるしてるのに、なんか変な抵抗感があって嫌いじゃない。嫌いじゃない、が、R&Kのヴァーディグリースで盛大に滲む……前の買って暫く経ってるしもしかしたら改善されてたりしないかな? と思ったけどされてなかった。今回は細字だったのでそれ程目立たないけれども、矢っ張り髭は出る。ぐぬぬ……
裏抜けもね、まあ、このくらいは許容範囲と割り切るべきか、未だに確信が持てずにいる……お願いですからクリーム上質紙でハードカバー版出してもらえませんかねえ。そうしたら何の問題もないんですよ……3000円までなら出す。あ、無地と横罫と方眼(或いはドット)のラインナップでお願いします。ほんとあのクリーム色の上質紙で出してくれたら……もうほんと自分ノートジプシーしなくて済むんで……ソフトカバーの方は出してるじゃないですかあ(取扱店が異様に少ないけど)……!
そういうわけで、ノートジプシー再び。最悪自分でノート製本するところまで行き着いたらどうしようと思って震えてる。リングノートは矢っ張りリングが邪魔だったし……丸善のダックノートが生産中止とか(何年前だよ)……美篶堂かRHODIAか……A5無地ってそんなに需要ねえのかな……
結局の所、こうやってああでも内港でもない言ってる内が一番楽しいのかも知れない。先日はペリカンのインクとか到頭手を出してしまったし、何だか心に余裕が出来てきた今日この頃、なかなか人生楽しいです。
ハードカバーのノート・・・欲しい!
バンドもいいですね。
でも紳士なノートのシルクはにじみと裏抜けが問題なんですよね。
クリーム紙であったら即買いなんですけどね。
丸善のダックノート・・・すごく懐かしい。
自分としてはあのノートが最強でした・・・それゆえ品質劣化からの生産中止は残念でした。
あのときの経験からなくなったら困るノートは買いだめする習慣がつきました。
その後、フェンテノート+ハンスオスターカバーをメインとしていましたが、今はそれ+カキモリで作ったノート(バンクペーパー)を使っています。
でも、リング・・・邪魔ですよねぇ・・・
保存を考えると、美篶堂いいですね。
左が無地で右が罫線のノートは結構重宝しています。
そういえば、今年に入って話題となった中村印刷所の水平に開くノート。
女子高生がツイッターでおじいちゃんのノートを宣伝し大量の注文が入り話題となったものですが、ノートジプシーとしては注文しなくてはと思いヨドバシで注文しました。
注文殺到しているようで、いつ届くのかわかりませんが・・・
初めまして。
いつも楽しく読ませていただいております。
ハードカバーノート良いですよね。
私はロイヒトトゥルムのノートを使ってます。
見た目はモレスキンと同じ感じですが、髪質が劣化したモレスキンよりも有能だと思います(´・ω・`)
はじめまして。
暫く前から楽しく拝見させて頂いてます。
こちらの影響で、順調にオスターのペンケースから、財布、ノートカバーへとはまってきました。
ノートって難しいですね。私も紳士のノートはクリーム紙が好きです。ぜひハードカバーにして欲しいです。保存用は美篶堂(マーブル染めに和気文具で名入れしてもらってます)が一番かなという気がしますが、普段使いには私もロイヒがお勧めです。ドット方眼とページ番号があるのが便利でした。
行き着く先は自家製本ですかね。私も常に頭の隅に。。糸で綴じたり、糊がどうとか、なかなか進みませんが、あれこれ彷徨ってるのは楽しいですね。
それと、ご存じかもしれませんが、ミケルリウスのノートで90g(正式名が分かりませんが伊東屋にあります)と書かれたのがありまして、フェンテと同じサイズでオスターのカバーにぴったりです。全ページ切り取れて、保管には向きませんが、安い割に紙質も良く、作業ノート向きです。あのA5より横長のサイズ、もっとはやって欲しいです。
長文失礼しました。
更新楽しみにしてます。
> Palermoさん
何でクリームで作ってくれないんだと小一時間(ry
ほんとシルクは困ります。何とかならないでしょうか。イエーイアピカの中の人見てるー?
丸善ノートか廃盤とかほんと勘弁して欲しいです。最近は紳士なノートのクリーム+owlのノートカバーで固定でしたが、またちらほら、ノート欲しい病が再発しそうです。
> 百年の孤独さん
はじめまして、コメント有り難う御座います。ロイヒはいつか買おう買おうと思って先延ばしになっていたので、そろそろ真面目に使ってみたいと思っています。ロディアのweb notebookとどっちがいいのかな。迷うところであります。
ちなみにガルシア=マルケスだと愛その他の悪霊についてが好きです。焼酎は飲めないので分かりかねますがw
>arbor さん
はじめまして、コメント有り難う御座います。
やっぱロイヒか。まだあれは後半頁に切り取り線がついているんでしょうか。そして紳士のクリーム。万年筆使いには白よりクリームの方がいいと思うんですけどねえ。
ミケルリウスは今まで一度も実物を見たことがないんですよ……何度も伊藤屋にはいってるはずなのに……怪奇現象です。
あ、文房堂のオリジナルノートもハンスオスターのカバーにぴったりサイズでした。紙質も良くて、大体のインクであんまり売らぬ芥子なかった記憶があります。御存知かも知れませんがご参考までに。